カボチャの部屋

お菓子をいっぱい貰うためだよ(trick or treat!)

安全保障についての基礎的考え方

2014年12月18日 | 国防
戦争は勝てばいいというものでもない。
東京の空の上で飛行機が銃撃戦をしていれば、あるいは新宿の道路を洗車が走り回っていれば、その時点でその戦争は敗北にも等しい。
安全保障において、重要なこととは何か。
日本のコア(核)を守ることである。
その意味のとり方は人によりであるが、核が剥き出しの状態で、核を守れようはずがない。
サイパンや硫黄島は、日本の核を守る外殻であった。
両者の間にはいくつもの戦闘があるが、サイパン、硫黄島と攻略されるにつれ、本土爆撃は本格化してゆく。
南方の島々で、日本国民が必死の抵抗をしたのは日本の核を守るためである。
国民の安全を守ることは、現代においても喫緊の問題である。

日本の外殻とは、どこが最低ラインであるか。
これは非常に難しい問題で、軍事の専門家であったとしても意見が割れるところであろう。
しかし、韓国が日本の安全保障を担保する圏内に存在することは間違いない。
仮に、中国が北朝鮮、韓国を併呑し、朝鮮半島の端に中国軍基地が作られれば、日本の安全保障は大いに脅かされることになる。
仮に、中国の軍が韓国を侵略しようとする際には、日本は韓国の独立を守るべく軍隊を派遣する必要に迫られるだろう。
軍隊の派遣が叶わなければ、可能な限りの武器を提供し、韓国の独立を支援すべきであろう。
日本は、「友国の民主主義と平和を守るため」に軍隊を派遣し、朝鮮半島の大地に灰を撒くのである。
代理戦争とは、まさしくこのことである。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿