正法眼蔵 八大人覚 はちだいにんがく その2
先日折れた
松の枝を片付け
きれいになりました
道元さまは
正法眼蔵を
100巻に
されようとしました
ところが
54歳のときに
ご病気になられ
その願いが
叶いませんでした
95巻目の
「八大人覚」が
最後の巻となりました
菩薩が行じてきた
八つの教えです
1つめは
「小欲」です しょうよく
2つめは
「知足」です ちそく (足ることを知る)
「小欲知足」は
お釈迦さまの
基本の教えです
欲が多ければ
苦悩も多い
けれども
小欲の人は
こころが
平安である
といいます
知足の人は
たとえ
物質てきに貧しくても
こころが
富んでいる
そして
安楽の世界を
生きるといいます
あの
ホセ・ムヒカも
いっています
「貧乏な人は、
少ししかものを持っていない人ではなく、
無限の欲があり、
いくらあっても満足しない人のことだ」
と
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
正法眼蔵 八大人覚 はちだいにんがく
この巻は
建長5年(1253)
お正月の6日
永平寺にて書かれた
道元さま
最後の
正法眼蔵の教えです
この年の
8月28日に
道元さまは
京都にて
お隠れになりました
お釈迦さまの
遺言である
遺教経に ゆいきょうぎょう
八大人覚の
お示しがあります
大人が (大人=大丈夫人=菩薩)
覺知する
八つの教え
という意味です
その八つとは
1 小欲 しょうよく
2 知足 ちそく
3 楽寂静 ぎょうじゃくじょう
4 勤精進 ごんしょうじん
5 不妄念 ふもうねん
6 修禅定 しゅぜんじょう
7 修智慧 しゅちえ
8 不戯論 ふけろん
です
菩薩さまが
みな行ってきた
教えということです
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ | 次ページ » |