対応が遅れれば、世代間や、東京と地方の間の対立が深刻化する恐れがあると懸念を示した。
世代間、地域間の対立ですか?
問題は他に有るのかと思います。
例えば、円安の日米金利差で日本から米国等へ資金流出するような全体としての日本の立場を配慮しない動きです。
それに少子化の原因を辿ると昔は田んぼを長男が継承して次男三男坊は都会へと雇用を求めたのでしょう。
その流れが時代が変わっても変化しなかったのが問題でした。
都会へと就職してしまうから社会的な人口の変動は変えられなかったのでしょう。
そんな時に双方で文句が出るなら、当の昔に変わっていた筈です。
世代間の話にしてもおそらく2000年代にひろゆき君が年金の問題、現役世代への押し付けや年金の将来を取り上げましたが、仮に言う事を聞いて未納なら大問題です。
普通に酷い話になるのはわかっていましたが、国債の償還でインフレにするしかなかったのと同じで年金制度を本格的に見直すとかして来なかったのが問題なのはありました。
東京への過度な集中を見直すとか言っていますが、現実にはドーナッツ現象と言うのがあって東京ではなく周辺地域から通いでした。
つまり、過密になったのはドーナッツ現象をやめて職場に近いタワーマンションと言うのは1990年以降です。
その理由は土地が高いので上へと伸びさせて稼ごうとしました。
湾岸や川崎などで通勤が楽な地域に住む傾向なのは2011年の帰宅困難者辺りからかと思います。
フジテレビがお台場に引っ越したのが1997年だそうです。 つまりその頃にはドーナッツ現象よりも近郊に住む、それ以降に山手線内の再開発とか盛んになっています。
六本木ヒルズが2003年ですからその頃に確実に時代の象徴になりました。
政府の力よりも民間の開発で方向性が決まってしまいました。
そう言う経緯を無視して話をしても従わないし、おそらく個人の都合が優先されます。
人口が増えないのではなく、それ以前に忙しいのです。
理由は働き方改革で指摘されているサービス残業とかです。
地方都市の雇用を増やすような努力が必要なのはありますが、それを維持するのは困難です。
リスクの分散化の為に各地に避難施設を充実させてその維持管理に雇用するくらいはやっても良いかと思います。
どこかで災害が起きても避難者を吸収出来るだけの箱物など提言したらどうでしょう。