参院憲法審の野党筆頭幹事を務める小西氏は29日、週1回の開催ペースが定着しつつある衆院憲法審に関し「憲法学者でも毎週議論できない。蛮族の行為、野蛮だ」と主張。「衆院なんて誰かに書いてもらった原稿を読んでいるだけだ」とも語った。
問題は衆院憲法審査会を毎週開催して結果が出ているのかです。
1.「緊急事態条項」の論点整理と、残された論点に関する今後の議論の方向性
2. 参議院の緊急集会に関する国会法規の制定・改正経過 ~内閣が示した 「案件」に限られることについて~
と言った内容のようです。
憲法自体だけだとおそらく詰まるネタを個々の事例や詳細の詰めまで話し合えば確かに毎週になるならそれは仕方なく中身が有るのだから小西議員の発言は良くないのでしょう。
緊急事態条項で現状を変えられたくないのもあるのかと心中を察してみますが、それでも批判は当たりません。
オフレコを公表してしまう報道に手を焼くのも何か無様な感じがします。
総理秘書官の性差別的な発言でもそうでしたが、報道陣はオフレコを理解しないのでしょう。
例の麻布食品の件にしてもそうですが、高市氏と同じで瞬間湯沸かし器のようになっています。
また、発想が多様な人に見られるような失言をしてしまう時点でかなり疲れてしまっているのでしょう。
それと潜在的な意識がつい口にしてしまうようなのもそれを厳に戒めている筈の箍が外れてしまったのかと想像してしまいました。
最近の傾向として、憲法を不磨の大典のように扱わないで具体的に現状と合わない点については議論されるような流れになるのでしょう。
一般的な話だとなかなか憲法学者や最高裁判決のような解釈型で自分達の法律の要と言う意識が低いのです。
政府だけでなく国民をも巻き込むような話ですから、解釈型よりも個々に関心を持っていかないと解決しないのでしょうね。