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旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

咲いてきた白い花たち

2013年04月20日 09時43分20秒 | 旧庭(~2014March)

今日は朝から寒いです。予報によると2月下旬の冷え込みとか。
気持の良い日が続きませんね

クレマチス・モンタナスノーフレークが咲きました。
例年ならお隣との境界に白い壁を作るのですが、昨年の剪定が気に入らなかったのか、今年は枝の多くが枯れて、花つきが良くありません。
挿し木して株の更新を図らなくてはいけないかも。


アーチのバラと反対側のに植えてある白い大輪系早咲きクレマチスが咲いてきました。
いつもなら玄関の壁際のドクターラッペルとコンビになるのですが、今年は一寸先走ったようです。
近年、咲いたり咲かなかったりで調子が悪かったのですが、今年は以前の様に沢山花をつけてくれたのでホッとしました


咲き始めは白い花びらに黄緑色の筋が入ります。その様子も大好き。

 

開くと真っ白で、清楚な印象です。

 

庭奥ではライラックの株もとで日本スズランが咲きだしました。
可愛くて仕方ないけど、ドイツスズランより、一回り花が小さいので、見つけるのが一苦労。
でも、見つけたくなるんですよね~


ボーダーガーデンのハナニラの中から、タイツリソウ(ケマンソウ)が一枝咲きました。
昨年鉢植えを株分けしたのですが、親の鉢植え株が枯れてしまったので、心配していました。
しかし地植えは生き残ってくれたので嬉しい
ハナニラの中から出てくるピンクと白のコンビは、一寸絵になるな~。
大きくなってくれるか、枯れてしまうか・・・


白い小道のオダマキも咲いてきて、イメージに近い小道になりました。


こうしてアップしていて、毎回思うのは、来年の今頃はこの庭はどうなっているのか・・・という事。

在るのか無いのか、それが問題だ

在っても無くても、今する事をするだけかな。


遅咲きのチューリップたち

2013年04月19日 18時41分39秒 | 旧庭(~2014March)

気温が上がったり下がったりで、体がビックリするような差があるこの頃。
週末は3月上旬ぐらいの気候のようです。
体調管理に気を付けましょうね

玄関前の寄せ植えに、黒いチューリップ「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」が咲きました。
先に咲いたガボタが終わりかけなのが残念ですが、一つの寄せ植えを長く楽しめると思えば、まあ良しとしますか


花びらの縁にギザギザが入っていて、一層個性が際立ちます。
シックです


庭では、3月にチオノドグサが咲いた赤い置石の前で原種系チューリップのブライトゼムが咲きました。
植えっぱなしでも毎年咲いてくれる有難い品種です。
背が小さいくて、可愛い


チューリップではないのですが、植えっぱなしのカルコルダスという球根花も咲きました。
昨年も書いたと思うのですが、上を向いて育たないのが、難です
枝垂れて咲くので、ハンギングなどにお勧めかも。
薄紫色で可愛いのですが。


暖かい日は、蝶も見かけるようになった庭。
すばしっこくって上手くカメラに収まってくれませんが、何とか

 

今日は横浜イングリッシュガーデンへ、除草のボランティアに行ってきました。
作業が手早くて、若いガーデナーさんに感心されちゃいました
オバサンパワー、オソルベシなのよ

 


黄エビネの輝く風景

2013年04月18日 17時22分23秒 | 旧庭(~2014March)

少し風がありましたが、おおむね穏やかで暖かい春の一日。

今朝黄エビネが満開になりました
木漏れ日を浴びてキラキラ光っています


黄エビネの周りの宿根草たちも揃って咲いています
宿根草たちはスポットライトを浴びた黄エビネの輝きを更に増すために、しっかりと脇を固めているのです


今年は背景に白いヒメウツギが加わりました。
昨年は虫に花を食べられて、あまり咲かなかったのですが、今年は沢山咲いて嬉しい


ティアレラ・スプリングシンフォニーも沢山花が立ちあがっています


その手前に白いミヤマオダマキが今年は良く咲きました。

ミヤコワスレはやっと一輪二輪咲き始めたところ


バラのアーチをくぐって、芝生側から庭奥を見ると、より一層輝いて見える黄エビネ


ボーダーガーデン側から見てもキラキラ



午前中9時頃から11時頃の間の約2時間。
木漏れ陽に照らされて輝く黄エビネの風景を、今年も見ることができて、なんて幸せなのだろうと、時間が経つのをつい忘れてしまいます。
この日を待っていたのだな~って、思える我が家の春を象徴する風景です。
今春は「BISES]にこの黄エビネの写真が取り上げられて本当に嬉しいです。




ガーデニングの休憩は黄エビネを見ながらまったりと。
一目ぼれして買ったベトナムのバッチャン焼きのセットで。
トロトロ杏仁豆腐が、より一層美味しく感じる午後でした。

 

初夏のバラの季節になれば、また同様にテンションが上がって、「この日を待っていたのよ」と、幸せな気分で毎日過ごしちゃうんですけどね



花の空き地通信 4月17日号

2013年04月17日 08時03分45秒 | 花の空き地

花の空き地にも季節の移り変わりがやってきます。
放任で育てているので、それが顕著と言えば顕著。

ユキヤナギがほとんど終わって、ハナズオウが咲いています。
もう終わりがけですが、昨年よりたくさん花を付け、人目に付くようになりました


日陰の少ない空き地の一角の比較的長く日が当たらない場所ではハナニラが良く咲いています。
やっとここまで増えた~

通り沿いのスイセンも衣替え。
八重咲きのスイセンが満開で、香りも良いので、立ち止まって見てくださる方もいて嬉しい

珍しい小さなラッパ水仙も咲きました。


自庭では雑草扱いのオギザリスも、此処では空き地を彩る戦力の一つです。
どんどん増えて欲しいものです


同様にツルニチニチソウもその一つ。
遠慮しなくて良いから、広がって花を咲かせてね~


しかし、コヤツはどうしたものか
雑草とおぼしき草なんでしょうけれど、茶色の穂が草原チックで、ちょっぴり惹かれています。


オーニソガラムは楚々と咲いてきました。
無農薬無肥料管理なので、なかなか大きくなれません


オダマキも咲いてきました。
一度絶えたのかと思っていましたが、復活した株かと思われます。

この時期沢山咲いていたスミレは、ずいぶん減ってしまいました
他の草花が増えてきたせいもあるのですが、夏冬と厳しい環境に置かれるので、種系の植物は増えるのが難しいみたい。

シランの花も立ってきました
また花の空き地から季節の便りをお伝えしますね

 



 


白い小道

2013年04月16日 09時55分00秒 | 旧庭(~2014March)

朝は少し冷えましたが、日中は暖かくなる予報で、お天気も良くガーデニング日和になりそう。

庭の所々で白いミヤマオダマキが咲いてきました。
こぼれ種で良く増えるので増えた株はアチコチに植えています。
花後も葉が秋まで耐えることなく灰緑色をキープするのでグランドカバーにもなりますし


レンガの小道にも一輪小さな花が咲きました。



このレンガの小道の中ほどに、昨年フロックス・ ディバリカータ 「ホワイトパヒューム」を植えました。
「青灰色がかった白」という微妙な色合いで、不思議な存在感のある花。

白いミヤマオダマキとコンビになって欲しかったのですが、側に植えているミヤマオダマキがまだ咲かなくて、時期がちょっとずれました。


そしてフロックスの先には満開のアジュガ


朝陽を浴びて、小さなボーダーガーデンがキラキラ輝いています。


人の目だと、短い小道のすべてにピントが合って見えるのですが、カメラだと正直で、絞り具合を変えても、すべてにピントが合いません。
それはそれで、奥行き感が出て面白いです。


YEGでガーデンセミナー

2013年04月14日 21時00分44秒 | ガーデニングセミナー

今日は風の強い一日でした。
向かい風で着けていたサンバイザーが吹き飛ばされました

そんな中、横浜イングリッシュガーデンへガーデニングセミナーへ行ってきました。
講師の方はモデルさん張りの美しくキュートな方で背も高いので、ガーデンデザイナーよりタレントさんになった方が良いのでは?と言う感じの女性。
昨年チェルシーフラワーショウで「復興」をモチーフにしたガーデンでシルバーギルド賞を取られたそうです。
そのガーデンの写真が在りましたが、う~ん日本人なら賛否両論がありそう。

イギリスのガーデニングの最新トレンドについてのお話という事でしたが、PCが苦手という事で、もってきてくださった写真を会場でほとんど見ることができず残念
せめてレジュメなどあれば良かったな~。

ガーデンのトレンドは5月のチェルシーフラワーショウから始まるそうなので、まだ今年のトレンドは分らないみたい。
ファッション業界とは違うんですね。
近年は「フラワーメドウ」という花畑がトレンドで、それは自然主義と生物多様性に基づくものだそうです。
ロンドンオリンピックの会場にしつらえられた花畑がそうしたものだったとか。
やっぱり写真が観たかったな~。

この度はセミナーと言うよりトークショーのような印象で、セミナー慣れしている私には一寸物足りなかったです。

 

今日もガーデンを散策してきました。
先週咲いていなかったオレンジ色の八重咲きのチューリップを発見
鮮やかで目を惹きます

早咲きのクレマチスも咲いてきていました


黒系のチューリップとカレンデュラコーヒークリームと茶系のバイカラーのビオラのコンビネーションが、我が家の寄せ植えと一緒で嬉しい
間違いなかったんだな~ウフフ


気になっっていた剣葉の植物についてガーデナーさんに伺うことが出来ました。
オーストラリア原産のグレビレア
一見するとコニファーみたいなのですが、赤い小さな花をたくさん付けます。
横張りにこんもり成長するそうなので、狭い庭では扱いにくいかもしれませんね。


その花が不思議な形で可愛らしくて面白い。
次々花を咲かせ、長く楽しめるそうです。

 

庭はこの時期短い周期で変わります。
近いうちにまた様子をお伝えできると思います。
庭の変化って面白いです

 


柄パン

2013年04月13日 19時01分25秒 | ライフスタイル

先月帰省した時から、母が何故か気にしていた「花柄パンツ」。
冬は至る所雪に覆われているせいで畑仕事もなく、どうしてもテレビを見る時間が長くなるようで、情報番組を観ては知識を増やしています。
それは良いのですが、どうやら今年の流行の花柄パンツがとても気になっている様子。
そこに来て、先日NHKの朝の情報番組で「今年流行の柄パンツ」の特集を観て、即、電話がかかってきました。

「柄パン流行っているんだとさ。今しかはけないべさ。ホラ、あんな柄のいいんでないかい。」
とか、
あんな花柄のズボンはいてガーデニングのボランティアに行けばカッコいいべさ
と、熱心に勧めること約10分
(コーナーが終わっちゃうよ

そこまで言うなら分ったから買ってはくよ。」
と答えると、納得したみたいで、母は電話を切りました。

たぶん自分がはいてみたいのだろうけれど、流石にチャレンジできないと思っているので、娘の私に着て欲しいのでしょう。
次回の帰省には、花柄パンツをはいて行かねばならなくなりました
それも親孝行、親孝行


という経緯があり、本日、丁度長女と買い物に出かける予定だったので、彼女にも見てもらって買いました。
長女曰く、「白いゆったり目のシャツをブラウジングして着るとイイヨ」
なので、白いシャツもついでに
流石にこれでガーデニングのボランティアには行きませんけど、セミナーには行ってもイイカモ
花柄のパンツ、ギリギリアラフィフにはドッキドキッ


帰宅して、昨日の続きの地味地味ガーデニング。
おかげで庭がスッキリして、気持ちもサッパリ。
いい仕事したので、お気に入りのビールで労をねぎらおうっと

 

ガーデニングから一寸それてしまいましたが、たまにはこんな話題もね

 

 

 


地味な作業がガーデンを

2013年04月12日 20時40分46秒 | 旧庭(~2014March)

今日も3月並みの気温で少し空気がヒンヤリ。

気になっていたのはローズマリーが大きくなりすぎたコンテナのハーブ畑。
このままでは他のハーブに陽が当たらなくなるので、ローズマリーを単体で移植することにしました。


余っていた大きな鉢に植え替えて、株もとにワイルドストロベリーを植えました。
可愛らしい小さな花ですが、なかなかの強健種で、こぼれ種で良く増えます。
今回は堆肥や肥料を入れた土に植えたので大きな実がなってくれるかも


クルカラでマルチングして完成。
思ったより存在感があって、これで花が咲けば、薄紫のコンテナになるかも


此処までは楽しい作業でしたが
ローズマリーの株を抜いてみると何とハーブのコンテナから次々ハナムグリの幼虫が出てきて、じぇじぇじぇ
そこですべての土を入れ替えハーブを植え直し、ついでなので木製のラベルを付けてみました。
真ん中にはミニトマトを植える予定なので、コンパニオンプランツにバジルの種を撒きました。
完成したらまたアップしますね

おかげで古土がたっぷり出て、そこから古根や幼虫を丹念に取り除き、18リットル用の大きなビニール袋×2に詰めました。
これを何とかリサイクルしなくては

なかなか面倒な作業で、腰が痛くなっちゃったよ
でも、そんな地味な作業こそが、ガーデンを支えているんですよね
頑張らなくちゃ、

ミニ水仙が今年も咲きました。小さいけれど香ります


今年は一房しか花を付けなかったライラック
花枝だけ切って一輪挿しに活けました。
一昨年、鉢植えだった木を地に下したので、今は大喜びで根を伸ばしているのでしょうね。
来年に期待したいところですが、引っ越しがあれば再びの植え替えがあるかもしれません。

昨年抜き忘れたチューリップが一輪咲きました。
庭で一本だけ孤独な雰囲気だったので、思い切って土から抜いて根を洗い、水栽培にしてみました。
こんな飾り方も面白いですよね

 



 

 


ダブル・プリムローズの風景

2013年04月11日 17時21分57秒 | 旧庭(~2014March)

今日は晴れましたが気温が低めで、少し肌寒い一日です。

庭奥でプリムローズが3色咲き揃いました。
昨年の春にゲットし植えた白いダブル・プリムローズは、株が大きくなって、花をたくさん付けこんもりと咲いています。
これは原種系のプリムラ・ブルガリス(Primula vulgaris)の八重咲きです。
白花は清楚な印象。


赤いダブル・プリムローズは花つきがあまり良くないのに、ヒヨドリに一部食べられてしまいました
暗めの赤花は大人っぽい印象で、白竜の葉との相性がよろしい


今期は黄色いダブル・プリムローズもゲットしました
少しオレンジ色っぽい濃い目の黄色で、可愛らしい印象。

 

そんな3色が揃い踏みの庭奥は、やっと明るくなってきました

本当はヘレボルスとコンビにしたかったんですけど、一年育てて、我が家では今が開花の時期だと分りました。
花が売られている時期と、実際の開花時期とは別物だし、庭の植え場所によっても、時期が少しずつずれますね。
同じ敷地内でも植え場所などによって環境が微妙に違うことを「微気象」条件って言うんですって

そんなことも加味しながら庭作りをしていくと、より思い描いた庭に近づけるのではないかしら。

 


額縁ハンギングのリニューアル

2013年04月10日 10時00分42秒 | 旧庭(~2014March)

作り直そう、作り直そう、と思っていた額縁ハンギングをようやくリニューアル

今年のイメージは半世紀前のリバティプリント
カラフルな色の小花をバランス良く配置して、明るく鮮やかな一枚の布の様に・・・
なんて考えつつ作りました。
多分に昨年の今頃訪れた横浜赤レンガ倉庫前の花一杯のガーデンが頭に残っていたからだと思います。
一度作ってみたかった色合わせで、私にとってはチャレンジでしたが、何とかイメージに近いものが出来たのではないかしら


左上と右下の紫色の小花はブラキカム・チェリッシュ(学名Brachyscome angustifolia hybrid(Brachyscome Cass))
真ん中上の黄色い小花はコツラ。銀葉なのでコツラ・ヒスピダ(C.hispida)ではないかと思います。
黄色は一株ですが存在感抜群の鮮やかさ


右上はオーブリエチア・バリエガータ・ラピス
紫色の小花が可愛いのと斑入り葉が気に入りましたが、梅雨時期に枯れそうで心配

左下の斑入り葉の青い花はブルーデージーFelicia amelloides)「金星」。
実は作業中に枝を2本落としてしまい、淋しい姿になりました。
まだまだ植物のあしらいが下手ですね~反省

真ん中下にはアンティリス・レッドカーペット(Anthyllis vulneraria ssp.coccinea)
ポツポツと長い間咲く花のようです。


今期のメインはバーベナ
ご近所の生産農家さんが1ポット100円で売ってくれるので、色々選んできました。
この花の持ちようが、このハンギングの生命線かな。


宿根草と一年草を組み合わせ、一年草が枯れたら、宿根草が育ってハンギングの形を維持できる・・・という算段
上手くかな~。

 

ちなみに、リニューアル前はこんな風でした。

グラスやナデシコなど、命のある植物は地に下したり、新しいハンギングに入れ込んだりして、リサイクルしています。

 

今回の額縁ハンギングはカラフルなので、その周りはおとなし目の寄せ植えで囲んでいます。
その様子は後日アップしますね。

今年は本当にカラフルな寄せ植えが多く、自分でも一寸驚いているのですが、たぶん今の自分の気持ちがそうさせるのだと思います。
昨年近しい人を二人も亡くし、今は白や黒系の寄せ植えなど全く作る気にならないのです。

人生が反映されるのですよ~庭にも花にも