旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

「21世紀の庭づくり~未来につながる草花のガーデニング事情」

2019年05月30日 21時13分05秒 | ガーデニングセミナー

今日は気持ちの良く晴れて、初夏らしいお天気でした。
横浜ローズウィークのイベントの一つの吉谷桂子さんの講演会を聴きに行ってきました。
講演のテーマは「21世紀の庭づくり~未来につながる草花のガーデニング事情」
超ザックリまとめると・・・
19世紀後半に起こったイギリスの自然保護運動に始まる近代のガーデニングの歴史を、潮流を追って現代まで、美しい写真ともに解説。
時代時代のキーマンの言葉や哲学、植栽デザインのノウハウ、植物の選択等、盛りだくさんの内容でした。

イギリスでは1870年頃から自生植物の植わる自然風な庭を推奨する人々が現れていたのですね。
現代の新・宿根草主義に至る基礎ができていたという事なんでしょうか。

写真の中に、訪れたことのあるガーデンがあって、それが何を意味していたのか分って納得したり、冬に映画を観たピート・アウドルフ氏の話も。
キーマンとなるガーデンデザイナーに女性が多いのが、一寸嬉しかったです。

今後は地球温暖化による気象の変化に対応する庭が、より求められていくのでしょう。
吉谷さんのお話から、ヨーロッパはその流れの真っただ中にあるように感じました。
庭を芸術と同様に考え始めた19世紀後半から考えると、未来のガーデニングは一層容易くはないでしょう。
今春の北海道帯広の猛暑で、咲いていた紫竹ガーデンの10万本のチューリップがドライフラワーのようになってしまったそうですから、人智を超えた気象変更も想像しなくてはいけないのかもしれません。

この度は丁寧な解説の資料があったので、講演前に目を通しておきました。
それが良かったみたい。
スポーツカーに乗っているようなハイスピードで盛りだくさんの内容だったので、おかげで上手くお話について行けたと思います。
ガーデニングの10のヒントは、自庭でも活かせるアイディアで、そのエッセンスを上手く消化したいものです。
ガーデニングが個人の楽しみである以上、本人の好きにすれば良いわけだけど、「なんか変」と感じた時に、こうした知識が役に立つのではないかと思います。

面白く勉強になった講演会でした。
頭の中が耕されたような気がします


関内まで出かけたので、講演会の前に山下公園を散策
吉谷さんが作成した大型のコンテナガーデンが並んでいました。
植えこまれた植物の名前を書いたプレートも付けられ親切
バラと組み合わされた植物がナチュラル

白バラのほとんどは花が終わっていましたが、一部遅咲きのバラが残っていて、後から咲いてきた赤いバラとコンビに。

バラと他の植物たちとの植栽は、まだ見頃が続いています。

紫色のバラはカインダブル―
氷川丸とコンビで一枚


山下公園ではカシワバアジサイが咲き始めていました。

海側の花壇から眺めるみなとみらいのビル群。
ブルー&ホワイトの花のコンビが海みたい


暑い日でしたが日陰は涼しく、まだ初夏なんだ~と感じます。
日陰ではアカンサス・モリスが咲いていました。

紫陽花もかなり色づいてきています。
この場所のブルー&ホワイトのミックスの紫陽花のコンビが新鮮でした。

季節が変わっていきますね。
紫陽花の季節はもう来ています。


ランチはエッグスンシングズで
パンケーキの気分ではなかったのでロコモコボールに。
日陰は涼しいのでテラスで頂きました。
タイミング良く並ばずに済んでラッキー

横浜でのカフェ探しも楽しいです
今日も充実したお出かけでした

 

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