スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’10 夏 アンダルシア 83

2010年11月14日 | ’10 アンダルシア

 

エントランス部分を過ぎて、内部へと進んでいきます。

この先が、この建物の中心部となる ” コマレス宮 ” になります。

進んでいくと ” アラヤネスの中庭 ” に出ます。

 

 

アラヤネスとは ” 天人花 ” という意味だそうです。

この左右に見える奇麗に刈り込まれているのが、アラヤネスです。

白い花が咲き、こちらでは ” 祝いの花 ” と呼ばれているそうです。

水盤が涼しげです。

 

 

この水盤に写り込む宮殿が、美しい。

角度によって、緑色の水面に奇麗に映り込みます。

またこの中庭の縦横の比が、ほぼ黄金比 になっていると言われています。

もっと安定し美しいとされる比率を、意識して作られたのでしょうか?

 

 

 廻りの回廊から見るとこんな風に見えます。

手前のアーチと、庭側のアーチに変化をつけてあります。

それぞれに施された装飾の、荒々しいもの細かいものとの対比が見事です。

 

 

中庭に面する建物に付属する門です。

木製の門を奇麗に切り取っています。

この中庭が、この見せ場の一つと言っても過言ではありません。

 

 

ライオン宮 の方へと進んできました。

ライオンの中庭は、残念ながら修復中です。

噴水の廻りにあるライオンがすべて取り除かれ、別室に保管されています。

そこを見学できましたが、残念ながら写真はNOでした。

修復が終わった頃にまた見に来たい気がしました。

きっとここは私が再び訪れたい場所のTOPクラスになりそうです。

 

やはり老後はスペインに住みたい!

但し1ユーロ = 100円ぐらいなら....

 

なんか以前にも書いた気がします。

それほどアルハンブラは素晴らしい!

 

 

ライオンの中庭を囲む建物です。

やはり外壁の装飾が素晴らしい。

この街の降水量が少ないせいもあってか、堀込部分に汚れがあまり見られません。

感心しつつ、さらに奥へと進んでいきたいと思います。

 



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