スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’10 夏 アンダルシア 35

2010年09月20日 | ’10 アンダルシア



友人から教わったこの場所。


初めて写真を見せられてから15年が経っています。
アンダルシアの中でもここに一番来たかった思いが強かった気がします。







内部を連想させるアーチの入り口です。
この2色の構成は色の違うレンガを積み上げることによってできています。

この建物はもともとは モスク として建てられています。







こういう格子窓が横に並んでいます。

アラブらしい格子と意匠の違う柱がアンバランスな感じがします。
ここの入館料は8ユーロです。







エントランス部分です。
向かって一番右の端からアプローチしていきます。

右手に見えているのは格子窓の裏側の部分です。
外から見た方がやはり奇麗です。







円柱の森 といわれる内部です。

かつては1,000本あったといわれる柱の数です。
現存するのは850本だそうです。







この柱は色々な場所の建物から持ってこられたそうです。
よく見ると柱の色や形の違うものが混ざっています。

長さの違うものが混在していたため、
高さの調整で2重のアーチの構造になったと言われています。


奥に明るい部分が見えます。







この柱群のイメージとは違う空間が広がっています。

もともとここは785年、イスラム教の寺院としてアブデラマン1世時代に建設されました。
13世紀レコンキスタの完了により、ここは カトリックの教会 として改装されます。

そのカテドラルの部分になります。
ハイサイドライトから明るい光が落ちてきています。







廻りの部分とは全く違う空間です。

モスクの天井面はどこも暗い感じですが、やはり教会部分は違います。
ここから入ってくる明かりが他の部分に明るさを提供している感じです。

外観からは想像がつかない空間です。
さらに奥へと進んできます。



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