試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

サハ101-86,サハ101-245[ツヌ107F] 車両更新 (サハ101-108,サハ101-233[ツヌ118F] 改番) ※再生産品

2018-06-08 22:03:08 | 国鉄/JR101系
計画変更。

本格的にKATO製国鉄101系ツヌ107F(Tc83:旧製品)の更新を開始する。
代替補填となったモハ101-206+モハ100-199(ツヌ107F)にはモハ101-215+モハ100-208(ツヌ118F:再生産品)を直接充当した。
そこで車体更新から車両更新へと格上げしツヌ107Fは全車再生産品車両での統一を図る。


国鉄101系サハ101-86(ツヌ107F)。
※旧製品。

今入場は部品交換を伴わないサハ101-98,サハ101-245(ツヌ107F:旧製品)の車両更新に決定した。
ツヌ107Fはサハ101形が3両組み込まれる10両貫通編成である。
このうち2両はサハ101-108,サハ101-233(ツヌ118F:再生産品)を種車に車両更新を行う。
千葉方のモハ101-206+モハ100-199から再生産品車両に切り替わった流れに沿い4,5号車を更新対象とした。


入工中のサハ101-108(ツヌ118F)。
※再生産品。

車両更新で捻出される元ツヌ107F用旧製品車両のうち6両はツヌ109F(Mc202)へ転用が決まっている。
既に車両番号も特定済で番代区分変更及び形式変更は全車不要である。
サハ101-86,サハ101-245(ツヌ107F)は共にツヌ109Fへの異動対象車だった。
だがツヌ109F用組成準備用種車が10両揃っていない現状では組成に動いても仕掛車が増えるだけとなる。
よって当面旧サハ101-86,旧サハ101-245(元ツヌ107F)は保留車へ廻り所要車両投入を待つ。


[[サハ101-][8][6]]:2-4位側。

車両番号印刷消去は車体剛性を保持させるため分解はしない。
サハ101-108(ツヌ118F)も至極標準的な印刷で[サハ101-108]標記跡を残さずに消去できた。
改番には組標記インレタを活用出来るものの[サハ101-86]までに限られる。
強制的に[サハ101-]+[8]+[6]でのバラ標記転写となった。
グリーンマックス製インレタは[サハ]標記が少なく組標記の転写失敗だけは避けたい。
しかしながら[サハ101-86]の仕上がりが怪しくなった。
傾斜は古インレタでの転写に慣れてしまった影響で強く擦り過ぎたのが原因かもしれない。
まだサハ101形の改番車を抱えている上に引きでは誤魔化せる範囲と考え再転写は見送った。


旧サハ101-86,サハ101-86 (元ツヌ107F,ツヌ107F)。
※旧製品,再生産品。

サハ101-86(ツヌ107F)への改番を終え旧サハ101-86(元ツヌ107F)と比較した。
組み合わせは不明だが旧サハ101-86では[サハ101-86]の間が目立っており車両番号標記配置はサハ101-86が上回った。
最近になりバラ標記インレタ転写でもある程度中央を揃えられるようになってきたと感じている。
一方等幅化への道はまだ遠い状況にありサハ101-86も詰め切れていない。
ただ新旧サハ101-86が示すように多少の向上は伺えると思う。




サハ101-86(ツヌ107F:サハ101-108 改番)。
※再生産品:車両更新

なおサハ101-86に於いてもベンチレーターの全器嵌め直しが必要だった。
前オーナーさんの取扱いに左右される中古製品だが回着した十三代目ツヌ118Fに限ってはメーカー由来だと推測される。
サハ101-86では再装着後も傾斜が治まらないベンチレーターが複数現れた。
大半はベンチレーター取付孔に灰色成形品の屑が付着していたため生じたものである。
しかし1器だけはベンチレーター取付脚の湯口痕処理が甘く物理的にベンチレーター台座まで押し込めなかった。
後天的には起き得ない形状であり前オーナーさん責ではない。
幸い取付脚整形で対処を終えられAssyベンチレーターは温存できた。
ベンチレーターの傾斜に関しては以後の入場車でも注意を払う箇所とする。


旧サハ101-245,サハ101-245 (元ツヌ107F,ツヌ107F)。

そしてサハ101-233(ツヌ118Fサハ101-245:ツヌ107F)の改番も順調に進行した。
車両番号標記印刷消去はラプロス#4000→ラプロス#6000→消しゴム→磨きクロスの定番方式である。
再生産品車体は塗装被膜が半艶で消去痕が目立ちやすくなる。
必要以上に消しゴムを擦ると逆効果になってしまうため軽く払う程度に留めた。
インレタの組み合わせは[サハ101-]+[2]+[4]+[5]でサハ101-86に続くバラ標記転写となった。
このうち[サハ101-245]にはサハ101-86への改番で使用されなかった残り物を充てている。
節約を優先した選択だったがインレタの転写糊擦過痕に行く手を阻まれ標記の間隔を詰め切れなかった。
それでも一応見られる状態には持ち込めたと思う。
改番後にベンチレーターの再装着を行ったが取付脚には異常が見られず嵌め直しのみで修正を終えている。




サハ101-245(ツヌ107F:サハ101-233 改番)。
※再生産品:車両更新。

サハ101-86,サハ101-245(ツヌ107F:再生産品)の竣工で旧サハ101-86,旧サハ101-245(元ツヌ107F)は保留車へ廻った。
このまま車両更新が進むと完成線は7両の101系で占領されてしまい一時待避すら厳しくなる。
全車入場予定があるだけにどう対処するか考えたい。
なおツヌ107Fに組み込まれるサハ101形の未更新車は1両となった。
しかし3+7編成のツヌ118F(Mc155)はサハ101形2両だけで組成が成立する。
当初からサハ101形(再生産品)の不足は判っていたが更新開始までに手配出来なかった。
そのため回着したばかりのモハ101-91(ツヌ118F:再生産品)をサハ101形200番代へ形式変更し急場鎬とする。
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