樹業人~風の通心

持続可能な社会や森林・建築・木製品について、気ままに こそっと考える為のネタ帳です。

石の上にも三年・森の町内会

2008-03-03 | 環境コミュニケーション
これは、2004年8月発行の環境活動レポートの裏表紙の一部です。

あら 画像が小さい・・・。こんな事 書いてます。


「このチップ」は何になるのだろう・・・
そんな疑問からチップの行き先をたどった。
又 グリーン購入の為に色々な商品を探してみた。

間伐材を使った紙がある事を知った。

「樹を活かす」なら この紙を使おうと
製造元を調べてみたら
チップの行き先の会社だとわかった。

この紙には「このチップ」は使われていない。
でもいつか「このチップ」が紙にになって
又 私の元へ戻ってくるかもしれない。
小さな事だけど 大切な一歩だと思う。


この時のレポートの間伐紙は たぶん「静岡」の間伐材です。

昨年末のびわ湖プロジェクトのフォーラム

「森の町内会」の半谷栄寿さんの話を聞きました。

間伐材を紙にして、企業に少し高く買ってもらう。
そして山へその経費を返すという取組みです。

今 この会の紙の間伐材は「岩手」産です。

今日、近江の森の間伐材を「紙」に…と
アクションが…。

もし、実現すればうちでチップにした木が
本当に 紙になって還ってきてくれるかもしれない。

具体化するかは わからないけれど
感無量で 実は かなりウルウルきています。
動いた! というだけでも うれしい!


そして もう一つ。

数年前まで このあたりの伝統工法の古い家に
お住まいの方から話があっても
バシャンと潰して 建替える という具合でした。

おねぇちゃんは、内心 なんともったいない…と
思っていたのです。

このままでは、まずい とも…
立場が弱いので 遠回しにしか言えなかったの。

いや ほんとに。

あーーーでも 今日のわが社のブログ
古材を活用する記事が!



うれしい。ほーんと うれしい一日でした。

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