銀座の革教室・レザークラフト教室/GINZA自遊工房:くまさんの革工房日記:第2章

銀座のど真ん中にある革工芸教室・レザークラフト教室のGINZA自遊工房です。会員さんの魅力的な作品をどーんと紹介します。

思いは形に変えられる。

2009-04-21 00:22:32 | 革工芸作品
面と向かってありがとうというだけではその思いが伝わりにくいことがある。

ありがとうの思いを込めて作ったプレゼントは時として「ありがとう」の言葉よりも思いが伝わることがある。

酒本さんがつくりながら
「父は何年も使い古したバッグを持っているんですよ~」
「こんなに時間かけたのに使ってくれるかどうか??」
「あんまり大きな荷物を持たないので書類がはいるくらいのがいいんじゃないかと。。。」
「縫い目が乱れたけど使ってくれるでしょうか????」
と語りながら作成されていました。



大丈夫だと思います。お父さんありがとうという思いはちゃんとつたわるでしょう。

但し、使ってくれるかどうかはわかりません。娘が思いを込めたバッグ。いつも携えていく人もいるでしょうし、もったいなくていつも自分の見える傍らにおいて眺めてほくそえんでいる人もいるでしょうし。。。これが父の気分なのではないでしょうか。でも「ウレシイ」気持ちは最高潮だと思います。

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