- jirozo style - diary

 自分らしく 前向きに生きていこう
 そして…あなたに出逢えた奇跡に感謝を☆

『なるほどの対話』

2008-12-08 21:41:38 | Weblog
ネットオークションで、数十巻ある某コミックを全巻まとめて購入した主人。
暇さえあれば読書タイムを満喫している、その姿に刺激され(笑)、
私も久しぶりに本を数冊購入し、それぞれに自分時間を満喫しております。
その中の一冊。

『なるほどの対話』(河合隼雄・吉本ばなな)
心理療法家の河合隼雄さんと、
小説家である吉本ばななさんの対談をまとめた本です。

いやいや、予想以上に面白かったです。
考え方の幅が広がりますよ。本当に。

河合先生の「三年寝太郎」の話で、
「三年寝たあとで頑張ったやつがいるんだからなんにも心配することはない」と。
これは妙に納得。身近でよく寝てた人の例があるので(笑)
高校時代に寝てばかりいたという吉本ばななさん。
彼女の生き方や考え方にふれ、すごく考えさせられたり。

個性的なお二人のお話がすごく面白く、テンポ良く展開されます。
amazonのレビューにもありましたが、
世間のいわゆる正論や道徳とはちょっと違う、
生きる上での“筋”の通し方が綴られています。

ぜひぜひ☆オススメの一冊です(≧∇≦)/

ちなみに、私的にツボだったのは、こちら↓

※.。・:*:・゜`☆、。・:*:・゜`★※.。・:*:・゜`☆、。・:*:・゜`★

(国際社会の話の中で)
一回限りのときは、合わせるんですよ、うるさいから。
友達になったら、みんなとは合わさない。それでいいんです。
アメリカに行っても、一回限りのやつに「ハヤオ」と言われても黙ってるけど、
友達は私のことを絶対「ハヤオ」とは言わないんです。
みんな「カワイ」と言います。
「ほんとの友だちやと思ったら『カワイ』と呼んでくれ」と。
「ハヤオ」なんて言うのは、うちの親父くらいしかいないんだから(笑)
そういうと、「へえー」って、また面白がるでしょ。
友達にはね、そういうのを説明するんです。
彼らは、それをちょっとエンジョイするわけね、自分たちと違うから。
手紙でも、This is spring.と書いてくるわけ(笑)。
普通は書かないでしょ。「日本人はそうだ」って教えたんです。
「時候のあいさつから書け」って(笑)
コメント (3)