本日、聾学校にお邪魔してきました。
見た目は普通の「イマドキの若者」。
みんな、オシャレなヘアスタイルで、
かっこいい服を着て、その上から白衣を羽織って。
誰もが、すごく生き生きとした笑顔。
そりゃあもう、こっちが嬉しくなるくらいに。
廊下ですれ違う子たちが皆、丁寧に会釈をしてくれて、
あぁ…いい子たちばっかりだなぁ~って、
すごくすごく感心しちゃいました。
普通の学校じゃこうはいかないんじゃないか?ってくらいに。
まるまる1日の実技試験では、
細かい作業をもくもくと続ける姿に、かなり尊敬。
私には、あそこまでの集中力に自信がないなぁ…
それと…感じた事ですが。
飛び交う手話が、あたかも外国語のようで。
何を語り合っているのか全然理解できないということに
ある意味ちょっとした疎外感を感じてしまいました。
逆に、健常者の中に彼らがいたら、
もっともっと、そのように感じるのだろうなぁと
考えさせられてしまったり。
今、バリアフリーなどと声高に叫ばれるようになりましたが、
まだまだ健常者と障害者の触れ合う機会が少なく思います。
障害を持つことは、ちょっと不便、っていうだけで、
心は何ら健常者と変わりないのに、
社会からこうも切り離されているのはなぜだろう?って、
すごくすごく感じてしまいました。
手話での意思疎通も、学校で指導したらいいのに。
外国語教育も大切かもしれないけれど、
障害を持つ同じ日本人との意思疎通も大切じゃないのかな。
そんなことも考えたり。。。
菊池凛子の聾唖者の演技で話題になっている
「バベル」、
柴崎コウが聾唖の役で出演していた
「オレンジデイズ」、
ずっと前にトヨエツが好演したドラマ
「愛していると言ってくれ」など、
聴覚障害者を取り上げたものがいくつかありますよね。
こんなきっかけからでも、関心を持てたらいいですよね。
もっともっと、日本の福祉的交流が活発になりますようにと
願わずにはいられませんでした。