BikeRide&Climbing
クライミングと自転車。
エナジー日記。
・・・飲酒日記と料理の日々・・
 



6時15mあがり。えなだ!
と、、、戻りたてほやほやのケイタイに着信めーる。
ダイだ・・
今日が引越しだと。
買い出しにクルマ使いたいだとぅぅぅ、、、、し、しかたあるめええ。
雨、混じりだし、、えなはいけない。
あきらめて、、実家だ。

録画しておいてもらった半沢最終回みるど~~~~

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「一瞬の光」3日で読破。
面白い。重い。

主人公は東大文Ⅰ卒三菱重工人事部課長。
しかもイケメンでモテすぎることが常日頃からのプレッシャーになっている。
現社長が主流に乗るための様々な企業画策=政治的工作。
インドネシア沖の海底油田の利権獲得のために政治的奔走=政治家への献金にも手を染める。

企業の構造、人事の機微、派閥抗争などが極めてリアルに描かれている。
主人公浩介の会社名は一切でてこない。が、冒頭から重工であることは自明である。
その他の実在企業は実名で出てきていたりするので、尚更リアルなのである。

社会派といえる小説として、相当のチカラを持っていて、がんがん読ませる。
止められない。
しかし、物語の流れに並行線として二人の女性がからむ。
ふとしたきっかけで知り合ってしまう、面接で落としたカオリ。
社長から紹介された瑠衣。

カオリと瑠衣。
過去に暗い翳を持ち、今尚家族の軋轢に晒されるカオリと、なに不自由なく育ち、財閥の一角に属し、英語が堪能で料理も抜群の瑠衣。

対照的な二人とのアンバランスな主人公浩介とのつながりと付き合い方。
後半、、収束してゆく関係。
と、会社では主流だった社長が失脚し、側近だった先輩と浩介の立場がなくなる。
社長は・・・・・・・・

浩介は・・・・

そして

物語の終わりは
純愛の物語なのか
心の有りどころの縁か

同感する読者がほとんど皆無といえる閉幕も異様といえばいえる
後味は悪いかもしれないががっつり重い読後感であることは否めない。

なにしろ三菱重工をまずはリアルに描いている。
「連結の資本金2千数百億従業員数6万8000人」
「連結の企業収益それぞれが、近隣の小国のGDPに匹敵する金額になる」

会社名がひとこともでてこないのに、ここまであからさまに一企業をモデルにしていることがまず、虚構の中のドキュメント風である。

重工という会社が個人的に少しだけ思い入れもあることもある。
先輩が二人入った。
しかもその二人が揃いも揃ってわしのところへ。きた。
「めしでも食おう」
という誘い文句だった。
が、その実、スカウト人探りだったのだな。
驚いたのなんの。こっちはそんなことはいざしらず。セキモトも誘って昼飯だ。
途中から雰囲気あやしくなった。
部、きっての秀才K氏が仕切る。(評価側)
冬山、もがんがん一緒に登ってたばんからI氏が面接側だ。
ごく短時間で結果は明らか。わしがもともと興味がないのだった。
彼らは帰社してレポートを書くようだった。申し訳ないと共に、唖然としたことを覚えている。
セキモトこそいいツラだ。
そのバンカラI氏も、、5年ほどでJalへ転身し、、、。。
あろうことか、、、昨年、ピーチアビエーションの社長として公の場に姿をみせたのだった。
「光進丸」の替え歌、
「山の子」の、、作者でもある。

そして、、、

わしのかみさんも
そのおやじさんも

このグループにかかわってきたのよ。ね。


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