実高ふれ愛隊日記

-石川県立大聖寺実業高校情報ビジネス科課題研究ブログ-

柴山潟の大噴水と「ど根性アオサギ」

2013年08月11日 | 日記

隊員NO.6れいなで~す(^_^)v

昨日の隊員NO.5いくちゃんのリポートに引き続き、8月8日(木)の

加賀市観光ボランティア大学第9回講座で体験した柴山潟ナイトクルーズ

についてご報告します。

柴山潟ナイトクルーズの楽しみは何といっても、涼しい風を感じながら、

片山津温泉街の百万ドルの夜景を楽しむことです。宿泊施設からこぼれる光が

柴山潟の湖面に反射してとっても幻想的な雰囲気を味わうことができます。

そして片山津温泉自慢の柴山潟大噴水。何と高さ70mののダイナミックな

水の華を咲かせる日本有数規模の巨大噴水です。1本の直上噴水と5本の

放射状噴水からできており、1日に15回豪快な水しぶきをあげ、大きさが変化

しながら鳥がはばたいているような姿になります。さらに夜は緑色にライトアップされ

めちゃくちゃきれいです。

わたしたちが乗った屋形船はなぜか屋根がありませんでした。「不思議だなぁ?」と

思っていたところ、船頭のかっぱ1号さんが、「この船も元々は屋根があったんですよ。

わざわざ屋根を外したんです。なぜだと思いますか?」と逆にわたしたちに質問されました。

そして答えは「大噴水や花火、満天の星をしっかり見たいというお客さんの要望に応える

ため」でした。

つづいてかっぱ1号さんは「みなさん、よ~く見てください!噴水の袂に今日も何かが来てますよ。」

と説明されました。読者の皆さんも、下の写真をクリックして確認してください。

なんと「アオサギ」です。普通アオサギは警戒心が強くて、人や船が近づくと逃げていってしまうの

ですが、この「アオサギ」は大噴水の水しぶきを浴び、船が近づいてもびくともしません。

かっぱ1号さんのご説明によると、対岸の湖北小学校の所に巣があって、200羽ほどの

アオサギがいるのですが、その中の2羽だけがこうやって船を恐れず、噴水を恐れず、

必ずいつもここにやってくるんだそうです。その目的は「サヨリ」というお魚。

このアオサギくんはサヨリを食べたくて、噴水を物ともしない「ど根性アオサギ」だったのです。

柴山潟ではサヨリを追ってやってくる6~70cm級のスズキの姿やボラの跳躍も見ることができます。

大噴水の水しぶきかなぁと思っていたら、急に降り出した雨でした。

「スピードを上げますから、注意してくださいね!」というかっぱ1号さんの合図を受け、

夜風を体いっぱいに浴びながら、わたしたちは船着場へと向かいました。

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