隊員NO.7ゆっこで~す
9月21日(土)の加賀市観光ボランティア大学第12回講座で、北前船の勉強をしながら、
加賀橋立町を散策しました。そして、わたしたち受講生は、橋立町を案内するとっても
すてきなマップをいただきました。そこで今日は、このマップで紹介されている加賀橋立の
散策モデルコースをお知らせします。橋立の町中は、石畳やアスファルトで舗装されている
ので歩きやすいのですが、所々に古い石階段があったり、岬に近いところでは舗装されてない
道があるので、ウォーキングシューズがおすすめですよ。
(1)山崎通り・・・CANBAS停留所から最も近いコースです。資料館を見学した後、
石畳の道を歩いて蔵六園の庭園を眺めてみましょう。もう少し歩くと出水神社があります。
この神社は、船主たちが航海の安全祈願や、無事に航海を終えたことを感謝し、船絵馬を
奉納した神社で、橋立町の守り神がいます。
(2)新町通り~米木通り・・・資料館前から北前船主が眠る墓地までのコースです。石垣が連なる
増田又右衛門邸や西出孫左右衛門邸を眺めて歩けば、富豪村といわれた往時の橋立町の
繁栄ぶりをしのぶことができます。
(3)眺望の通り~サマンダ通り・・・天気のいい秋から冬の日には、美しい白山の姿を見ることが
できる素敵なコースです。橋立町のほぼ中心を走る「サマンダ通り」(昔あった町の三昧がなまって
名付けられました)は、北前船主邸を一番たくさん見ることができますよ。家々の赤瓦がとっても
美しい加賀橋立ならではの風景です。
(4)アジサイ通り・・・初夏にキレイなあじさいを眺めながら歩くことができます。途中に見える
「ジゲハマ」は、昔その沖合に北前船が停泊し、伝馬船で荷物のあげおろしをしたところです。
また「ジゲハマ」の駐車場には口語短歌をひらいた北前船主西出家出身の西出朝風の碑が建って
います。加佐ノ岬までの坂道を上がって、「加佐ノ岬倶楽部」でランチはいかがですか?
この秋、北前魂が静かに休息する町・加賀橋立を散策して、みなさんも、癒されてみませんか?