レピーターアクセス用のトーンユニットが実装されていないのでこれを取り付けました。
本来のオプション設定ではTU-78ですが、現在では手に入りにくいこと、もし有っても大変高価なことなどから比較的安価に手に入るTU-4Aを改造して実装しました。オークションでTU-4Aを1500円ほどで入手しました。
1.TU-4Aの改造
ケーブル接続コネクター(ターミナル)の端子配列をケーブル側に合わせるために基板側を改造しました。
① 改造前
② ターミナルとジャンパー線1本を外す
③ 左右を逆にして左へ1穴ずらして再度半田付け
④ 半田面に2か所ジャンパー線を追加
2.TU-4Aの取り付け
① 表示ユニットのブラケットの正面から見て右側のネジ穴に金属スペーサーを使ってネジ止めします。金属スペーサーを使うことで電源の-側を兼ねました。
左側に実装すると上側ケースの電池ホルダー部と干渉します。
② AVRユニットに刺さっているケーブルのコネクターをTU-4Aに移動し接続する。
3.調整
① 周波数カウンターで周波数調整する。88.5Hz
カウンターが無い場合は別の受信機のCTCSSを88.5Hzに設定して受信しながらスケルチが開くポイントに調整する。(VR2)
VR2の調整は大変クリチカルです。また、周波数が低いので10秒測定して調整、また10秒測定して調整の繰り返し・・・・・・。まどろっこしい調整で88.7Hzになりました。良いことにします。
② 出力レベルを同様にCTCSSを88.5Hzに設定した別の受信機でスケルチが開くポイントに調整する。(VR1)