生徒の個人情報保護をめぐり、滋賀県内の私立学校が案内パンフレットなどの作製に苦慮している。学校生活の紹介などに、プロのモデルの写真を使う学校がある一方、在校生の写真を大きくあしらう学校は、生徒だけでなく保護者の了解を得るために懸命になっている。
モデルを採用したのは、比叡山中(大津市)と光泉中・高(草津市)。比叡山中は、男女のモデル10人が部活のユニホーム姿などで、パンフとポスターをにぎわせている。光泉中のパンフにも、男女2人のモデルが写真で登場。在校生が学校を紹介するページでは、写真ではなくイラストにし、名前もイニシャルだけ載せている。
いずれも、今年4月の個人情報保護法施行を受け、生徒に迷惑がかからないように、2006年度版の学校案内から始めた。比叡山中入試課は「在校生の写真にモザイクをかけることも考えたが、笑顔の写真も載せたいのでモデルにした」とする。
「自然な姿を伝えたい」とする綾羽高(草津市)や、「生徒の表情などを、モデルで再現するのは困難」とする滋賀学園中・高(東近江市)は、パンフなどに在校生の写真を使っているが、保護者の了解も得るのに追われている。
比叡山高(大津市)は06年度版のパンフを作製する際、50人以上の生徒とその保護者から了解をとった。滋賀学園も、幅広い生徒と保護者から掲載の同意を得る方針だ。
学校での個人情報保護に詳しい宮田仁滋賀大教授は「生徒の個人情報の保護のため、学校が配慮するのは当然だ。ただ、モデルを採用した場合は、ただし書きを添え、誤解を招かないようにした方がいい」と話している。
京都新聞 2005年8月3日
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モデルを採用したのは、比叡山中(大津市)と光泉中・高(草津市)。比叡山中は、男女のモデル10人が部活のユニホーム姿などで、パンフとポスターをにぎわせている。光泉中のパンフにも、男女2人のモデルが写真で登場。在校生が学校を紹介するページでは、写真ではなくイラストにし、名前もイニシャルだけ載せている。
いずれも、今年4月の個人情報保護法施行を受け、生徒に迷惑がかからないように、2006年度版の学校案内から始めた。比叡山中入試課は「在校生の写真にモザイクをかけることも考えたが、笑顔の写真も載せたいのでモデルにした」とする。
「自然な姿を伝えたい」とする綾羽高(草津市)や、「生徒の表情などを、モデルで再現するのは困難」とする滋賀学園中・高(東近江市)は、パンフなどに在校生の写真を使っているが、保護者の了解も得るのに追われている。
比叡山高(大津市)は06年度版のパンフを作製する際、50人以上の生徒とその保護者から了解をとった。滋賀学園も、幅広い生徒と保護者から掲載の同意を得る方針だ。
学校での個人情報保護に詳しい宮田仁滋賀大教授は「生徒の個人情報の保護のため、学校が配慮するのは当然だ。ただ、モデルを採用した場合は、ただし書きを添え、誤解を招かないようにした方がいい」と話している。
京都新聞 2005年8月3日
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