不正受給で懲戒免職
筑西市は十七日、国民健康保険の高額療養費還付金を不正請求し、約九百七十九万円を詐取していたとして同市明野支所税務課の男性主事(31)を同日付で懲戒免職処分にした。
同市によると、同主事は筑西市と合併前の旧明野町住民課時代の昨年五月から合併後の今年七月まで、三十回にわたり、医療費の自己負担が限度額を超えた場合に還付される高額療養費制度を悪用。自分の家族名義の口座や振込金額などを記した明細書を偽造し、不正に請求した。
十一日に明野支所で高額療養費請求をめぐり、単純なミスがあったため、同市が過去にさかのぼって調べたところ、今回の不正事実が発覚。十五日に主事や上司から事情聴取した。主事は事実を認めた上で、全額を市に返済したという。これを受けて、市は十七日、主事の上司だった旧明野町住民課長ら三人を減給(10%一カ月)にするなど、計九人を処分した。
東京新聞 2005年8月18日
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筑西市は十七日、国民健康保険の高額療養費還付金を不正請求し、約九百七十九万円を詐取していたとして同市明野支所税務課の男性主事(31)を同日付で懲戒免職処分にした。
同市によると、同主事は筑西市と合併前の旧明野町住民課時代の昨年五月から合併後の今年七月まで、三十回にわたり、医療費の自己負担が限度額を超えた場合に還付される高額療養費制度を悪用。自分の家族名義の口座や振込金額などを記した明細書を偽造し、不正に請求した。
十一日に明野支所で高額療養費請求をめぐり、単純なミスがあったため、同市が過去にさかのぼって調べたところ、今回の不正事実が発覚。十五日に主事や上司から事情聴取した。主事は事実を認めた上で、全額を市に返済したという。これを受けて、市は十七日、主事の上司だった旧明野町住民課長ら三人を減給(10%一カ月)にするなど、計九人を処分した。
東京新聞 2005年8月18日
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