川沿いに街並みが広がり、その上にはブドウ畑が横たわっています。
いかにも陽当たりの良さそうな場所ですね。
ジョワニー市のHPから、ワインについて書かれている箇所を引用すると
Toute l'histoire de la ville est marquée par ses vignerons et la réputation du vin jovinien.
Ces traces se retrouvent dans l'architecture, les vitraux des églises et les décors des maisons à pans de bois.
La qualité du vin de Joigny est incontestable, sa présence à la table des rois de France en témoigne.
ジョワニーのブドウ畑
町の全歴史は、そのワイン生産者とジョワニーのワインの評判によって特徴付けられます。
これらの痕跡は、建築物、教会のステンドグラスの窓、木骨造りの家の装飾に見られます。
ジョワニーワインの品質は議論の余地がなく、フランスの王たちのテーブルでのその存在が証明しています。
都市は、10世紀から森、ブドウ畑、ヨンヌ川の間に建設されました。これら3つの自然の要素が一緒になってその強さを生み出します。メゾンと樽のための木材、通商のためのブドウ園、木材とワインの川輸送のための水運です。ジョワニーのブドウに関する最初の文書記録は 1082年に証明されており、ブドウ畑は中世を通じて広がり、街の発展を可能にしました。1776年の最盛期には、ブドウ畑は574ヘクタールに及びました。19世紀の終わりにフィロキセラによって破壊された後、ブドウ畑にはピノ・グリとピノ・ノワールのブドウ品種が植えられ、ブルゴーニュの商標名はワイン生産者の仕事に栄冠を与えました.
谷と町を見下ろす南向きの丘の中腹は、ペイドトゥ高原を背にしています。ブドウの木は、トゥロニアンの石灰質の下層土の上にある、火打石を含む粘土の非常に特殊な土壌の上にあります。
Aujourd'hui, une quarantaine d'hectares de vignes sont en production. Ils sont plantés en Pinot gris, Pinot noir et Chardonnay sur l'aire d'appellation Bourgogne Côte Saint-Jacques, en Pinot noir pour le Bourgogne rouge et en Chardonnay pour le Bourgogne blanc.
現在、約40ヘクタールのブドウ畑で生産されています。ブルゴーニュのコート・サン・ジャックのアペラシオン地域では、ピノ・グリ、ピノ・ノワール、シャルドネが植えられており、赤のブルゴーニュにはピノ・ノワール、白のブルゴーニュにはシャルドネが植えられています。
特にヨンヌ川の存在は鉄道が通る以前には、貴重な輸送ルートでした。当時はもっぱら樽詰めで、重い樽をどっさり川船に積み込んでいたのでしょう。
ヨンヌ川はセーヌ河とも繋がっており、大都市のパリにも水運でワインを運ぶことが出来ました。
現代はまた違う運送方法なのでしょうが、ここでは伝統に育まれた歴史の積み重ねを感じることができそうです。