アルザス・ロレーヌ地方の天気予報を自動翻訳で読んでいたら、下記のような日本語が出てきたのでびっくりしました。
5月2日日曜日の天気予報:イチジクの半分、ブドウの半分
なんのことかと原文のフランス語見てみると、
Vos prévisions météo pour ce dimanche 2 mai : mi-figue mi-raisin
となっていました。
mi-figue mi-raisin
文字通りだと、確かに「半分いちじく、半分ぶどう」です。
空からいちじくやぶどうが降ってくるのか、さすがアルザスだな、というわけではなく(当たり前だ)
慣用句の1つなのですね~
調べてみると
mi-figue mi-raisinには
「よくも悪くもない;はっきりしない,どっちつかずの」
という意味があるそうです。
更に詳しい解説のHPを読んでみると、
「半分いちじく半分ぶどう」とは、2つの面があって、どちらも中途半端な様子を表します。「完全にいちじくではないけど、完全にぶどうでもない」という微妙で、説明しにくい物事はよくありますよね。
これは少し古い表現なので、若者はあまり使いませんが、耳にする可能性は結構高いです。
ちなみにフランス語で「まあまあ」は「Bof-Bof」 または 「Comme-ci comme-ça」と言います。
フムフム、なるほど
天気予報の場合だと、画像にあるように、晴れたりにわか雨になったり、不安定でどちらもあり、という天気のようです。
いちじくが降ってくるのは当たったら痛そうですが、ぶどうが降ってくるのは、そんなに痛くないし、集めて食べれそうなので、そんなに悪くないかな、という気もします(笑)。
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