ヨーロッパの限りない大地

ヨーロッパの色々な都市を訪問した思い出をつづっていきたいです。

今日の天気は半分いちじく半分ぶどう

2021-05-03 07:00:34 | フランス物語


アルザス・ロレーヌ地方の天気予報を自動翻訳で読んでいたら、下記のような日本語が出てきたのでびっくりしました。

5月2日日曜日の天気予報:イチジクの半分、ブドウの半分

なんのことかと原文のフランス語見てみると、

Vos prévisions météo pour ce dimanche 2 mai : mi-figue mi-raisin

となっていました。

mi-figue mi-raisin
文字通りだと、確かに「半分いちじく、半分ぶどう」です。

空からいちじくやぶどうが降ってくるのか、さすがアルザスだな、というわけではなく(当たり前だ)

慣用句の1つなのですね~
調べてみると

mi-figue mi-raisinには

「よくも悪くもない;はっきりしない,どっちつかずの」

という意味があるそうです。

更に詳しい解説のHPを読んでみると、


「半分いちじく半分ぶどう」とは、2つの面があって、どちらも中途半端な様子を表します。「完全にいちじくではないけど、完全にぶどうでもない」という微妙で、説明しにくい物事はよくありますよね。
これは少し古い表現なので、若者はあまり使いませんが、耳にする可能性は結構高いです。
ちなみにフランス語で「まあまあ」は「Bof-Bof」 または 「Comme-ci comme-ça」と言います。

フムフム、なるほど

天気予報の場合だと、画像にあるように、晴れたりにわか雨になったり、不安定でどちらもあり、という天気のようです。

いちじくが降ってくるのは当たったら痛そうですが、ぶどうが降ってくるのは、そんなに痛くないし、集めて食べれそうなので、そんなに悪くないかな、という気もします(笑)。


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