ヨーロッパの限りない大地

ヨーロッパの色々な都市を訪問した思い出をつづっていきたいです。

広場、教会、そして馬車(オベルネ)

2006-06-30 23:38:22 | フランス物語
小さな旗群の下を通り
やっぱりあったオベルネの広場
大きな古都には大きい広場
小さな古都にはそれなりに
でも、街の中心には違いなく
周りを囲む建物は
16世紀の余韻を残す市庁舎と
小麦市場がしっかり構え
街の魅力をひき立てる

街の広場を中心に
ほろほろ歩く夕焼けの中
やっぱり気になる街の教会
この教会の名称も
なぜかロスハイムの教会と同じく
サンピエール・エ・ポールという名前
ネオゴシック様式で
ファサードには
お気に入りの鋭い尖塔が伸びる
教会の前にはいかめしい宗教者の像
歴史は浅いかもしれないが
肌の色はやっぱりアルザス生れの色
夕陽を受けて
しっかとそびえたつ

今度は時間に遅れないように
早めにバスのそばに行く
遠くからパッカパッカと心地のいい音
これはなにかとふりむけば
お客を乗せた馬車がゆく
小さな古都の夕暮れの中
馬車は遠くへ消えていく


コメント
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