ヨーロッパの限りない大地

ヨーロッパの色々な都市を訪問した思い出をつづっていきたいです。

イル川の船着場にて(ストラスブールの夏)

2006-06-01 23:09:39 | フランス物語
もともとは
単に街へ荷物を運ぶため
そして街自身を守るため
ぐるりと旧市街をめぐるイル川の流れ
今となっては
そんな機能は
ほとんどなくなってしまい
街に憩いと潤いを与える存在

大聖堂前の広場から
狭くて暗い路地を抜けて
イル川に達する。
夏の晴れた日
水面に反射する陽が目にまぶしい
川に沿って
いろんな人種が並んでいる。
自分と同じような旅人たち
川の水のめぐみに癒されようと
遊覧船を待つ人たち

時間が来て
船に乗り込む
少し落ち着かない、不安定な船の上を歩く
そして自分の席にどっかと落ち着く
黒、金、茶、栗、更には赤など
船の中はいろんな頭の色でいっぱいだ

歩きより、さらに下から見上げる
ストラスブールの古い建物
あれは城館パレー・ロアンだろうか
建物を見上げる
更に違った新たな視点
船は船着場を出発する
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