高校時代の友人がスタッフとして参加していた。
嫌いではないピアノソロということもあってチケットを購入した。
しかし男一人客というのはさすがに気が引けるので、然したる当てもなく2枚購入してしまった。
だからと言って妻がワタシと二人でピアノ鑑賞などあり得る筈もなく、ましてや遊び友達の男二人なぞ身の毛もよだつ想像もできない。
理想はクラシックが趣味の綺麗(でなくてもいいが・・・)な女性と二人でなどという不届きな目論見も勿論なく、ただ思いつきで2枚購入してしまった。
仕方なく長女に「行くか?」と尋ねてみると、以外にも反応を示した。
さすがに吹奏楽(どちらかといえばマーチングだが)を学ぶ彼女からすれば興味もなくはない様子。
最終的には仲の良い友達を誘ってということになり、大人1人(もちろんワタシ)と高校生2枚ということで予定通り完売。
曲目は定番のベートヴェンピアノソナタ「月光」からはじまりショパンの「スケルツォ」そしてドビュッシーと続く。
後半はシューマンの「謝肉祭 全曲」これは通しで聞くのは初めてだったが、イヅレニシテモ久しぶりに頭の中身が綺麗に洗われたような気がした。
娘たちも演奏される曲目がどれなのか良くはわかっていないようだが、それなりにイイ刺激を受けた様子でなによりだった。
『たまにはこんな時間を共有できるといいなぁ』などと余韻に浸りながらの帰り道、娘は早速デジタルオーディオをAUX端子に接続
もちろん流れた曲はK-POP・・・なんにも言いたくない気持ちになった
拝