人からよく「色が黒いな~」とか「髪が黒々してるな~」とか言われるのが納得の写真だ。
人数は定かではないが恐らく100名弱の集まりで、ワタシが所属するクラブの代表として今年度奉仕活動の報告を行った。市内8クラブの発表ということで、持ち時間15分が割り当てられていた。
まだクラブに入会して2年足らずで正直いって何をすればいいのか、しなければならないのか、してはいけないことは何なのか?全く分かっていない中での発表だった。
「今年度なにをしたかを発表すればいいんヨ」と言われてパワポの資料を渡された。ページ数が20枚で1枚ずつ読んでいたら時間が足りないし、棒読みするのだったらパワポも必要ない。
それとやはり自分の中ではジョブズのプレゼンに憧れる。
先日クラブの宴会でメンバーである内科医の隣席になった。医者とあってやはりそれなりの自論を持ち、簡単に妥協しないし人に媚を売ることはない。彼なりのジョークもあるが、彼を喜ばせるボキャなど持ち合わせていない。
最初はワタシのことなど眼中にないと云った雰囲気で対席のメンバーと云々語っていた。恐らく学生運動華やかりし頃の年代で、さぞ左かといえば流石に世の中が喧騒となった時代にも拘わらず医学の道を目指してきたとあって中途半端な論客ではなさそう。
やがて「国際社会と日本」みたいな話になってきて、アメリカの占領下で如何に日本のナショナリズムが崩壊したかなんていうちょっと嬉しくなるような話になった。そして「ゼロ」の著作者百田氏の最新作「海賊と呼ばれた男」について感想を話したところ先生大喜びで「アンタを誤解していた」という。
「果たして何と誤解していたのか?」などとあまり刺激的な話には持ち込まず「ハァ」といって少し喜んだ風をして見せた。
「最近の人たちは本を読まん。つまらんメディアの情報に振り回されるよりも自身で確かな知識を備えるべきだ!!」
まさしく同感といえるところだが、その先生曰く「世界の最新情報源はインターネットにある」という。あるサイト(先生からはアンタだけに教えるといわれたので此処では秘密…)では世界中のあらゆる国々から「オレの話を聞いてくれ」「ワタシにプレゼンする時間をちょうだい」という人々がそれぞれのテーマについて素晴らしいプレゼンをしている。基本英語だが中には日本語に翻訳されテロップが同時に流れる。
やっと本題だが、自分の思いを如何に伝えるか、聞いてもらえるか、理解してもらえるか、共感してもらえるか・・・神様ジョブズのスタンフォード大学卒業式の式辞のように聴く人に感動を与えるようなプレゼンが出来たらいいなと思う。
拝