さすがに小学校高学年ともなると「クリスマスとは何か?」について解かってきたようで…寂しい限りだ。
「イイ子にしとかんとサンタさんが来んで!!」という脅迫はもう使えない。
ユーミンの歌詞にあるように「夢はかならず叶う」とサンタからのプレゼントに大喜びしてくれたころは大人にとってもファンタジーな時代だった。
あの手この手とサプライズを演出していた。たまに妻にも仕掛けられたりして家族でクリスマスイブを楽しんだ。
やがてその送り主が両親であることを知った彼女たちは、希望に対する代価を制御することを覚え、より現実的に可能性があるレベルまで「夢」を下げてくる。
「何が欲しいんか?」の問いかけに「いや…別にイイ」と返してくる。
一応、腹には決めている様子だが、それがやがて自分を苦しめるであろうことは既に学習済みだ。
なんか少し壁が出来つつあるのかなと思いきや成長とともにサンタの野郎はつむじ風に乗ってくるとユーミンは予告している。
ということでサンタ野郎と一度は一戦交えなければならないだろうが、男の子の処に来るサンタガールは何に乗ってくるのかな?
拝