先日,Amazon.co.jp で,ある分野の本を検索しているときに,たまたま,書名が目について購入した本.
筆者の羽根氏は,塾,予備校の講師などを経て,ハーバード大学で日本語講師として活躍したあと,「学ぶ力」「ユニバーサル・ラーニング・アクティビティ ULA」の研究,指導する会社を主宰している.また,デジタルハリウッド大学院教授兼CLO(教育手法最高責任者)も兼務している.
『わたしたちは本当の「学び方」を知らない』という,序章の表題だけでも引きつけるものがある.
個々のトピックスの大半は,既に広く知られているものも多いが,それらを「学ぶ技術」「自己成長力」の獲得のための手法の手順として解説している.
各節の表題は非常に良いキーワードが選ばれているという印象を持った.例えば以下のような節がある.
『「知識の入手」と「能力の獲得」の違い』
『「ないを受け入れる」不可能を可能にする思考』
『「私の行動」を決定するもの』
『本当の指導とは「正解を教えないこと」』
『「自分を管理する」という思い上がりを捨てる』
『「ギブアップ」せず「シンク」する」
10/31 の blog で言及した「継続学習」にもつながる内容である.
『限界を突破する「学ぶ技術」』に興味のあるすべての方にオススメする.
筆者の羽根氏は,塾,予備校の講師などを経て,ハーバード大学で日本語講師として活躍したあと,「学ぶ力」「ユニバーサル・ラーニング・アクティビティ ULA」の研究,指導する会社を主宰している.また,デジタルハリウッド大学院教授兼CLO(教育手法最高責任者)も兼務している.
『わたしたちは本当の「学び方」を知らない』という,序章の表題だけでも引きつけるものがある.
個々のトピックスの大半は,既に広く知られているものも多いが,それらを「学ぶ技術」「自己成長力」の獲得のための手法の手順として解説している.
各節の表題は非常に良いキーワードが選ばれているという印象を持った.例えば以下のような節がある.
『「知識の入手」と「能力の獲得」の違い』
『「ないを受け入れる」不可能を可能にする思考』
『「私の行動」を決定するもの』
『本当の指導とは「正解を教えないこと」』
『「自分を管理する」という思い上がりを捨てる』
『「ギブアップ」せず「シンク」する」
10/31 の blog で言及した「継続学習」にもつながる内容である.
『限界を突破する「学ぶ技術」』に興味のあるすべての方にオススメする.
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例えば,以下のような...
http://www.nlpjapan.com
まぁ,目的が,ヒトの特徴(大脳生理学的,心理学的な弱点を含む)をふまえて,どう,能力を引き出すか?ということだとすると,普通の学習やトレーニングではおざなりになりがちな,強調されるポイントは,似通ってくるということではないでしょうか?
最近は,知的職業における,継続学習力,構造把握力や,俯瞰力の差が,どこから来るのかがとても気になっています.(入力の情報量==経験量や,基礎学力に大きな差がなくても,アウトプットには大きな差がつく場合があるのです.)