Jariaの玉手箱【更新終了】

鉄道ニュースについて管理人のツッコミ、そして時に自論を展開するブログ(※このブログは既に更新を終了しています)

京急 空港線に国際ターミナル駅(仮称)を新設  2009年12月開業予定

2005年10月08日 23時17分41秒 | 大手私鉄関連ニュース
関連:
京浜急行電鉄ホームページ:報道発表資料

京急では、羽田空港の国際線旅客ターミナルビル開業に合わせて空港線に国際ターミナル駅(仮称)を新設すると発表しました。

この国際線旅客ターミナルビルとは、羽田空港の再拡張事業によって建設されるもので、開業は2009年12月を予定。駅もこれに合わせるかたちで開業することになっています。
気になる場所は空港線天空橋~羽田空港間。
総工費は150億円。
新駅は地上3階、地下2階の構造となり、ホームは既存線の横に設置される予定です。

その他、詳しいことは関連のリンク先を御覧頂ければと思います。

京急 久里浜線延伸区間の免許を一旦取り下げ

2005年10月08日 23時03分58秒 | 大手私鉄関連ニュース
関連:
京浜急行電鉄ホームページ:報道発表資料

京急では、同社久里浜線の延長区間(三崎口~油壺間)の免許を一時取り下げると発表しました。

と、言われただけでは意味不明の方も多いと思うので、ちょっと解説。

本来、京急久里浜線は三浦市の中心部に近い三崎が終点となる予定でした。(その為に、今でも旧1000形等には"三崎"という幕が入っています)
しかし、用地買収や自然環境保護、その他の紆余曲折から昭和45年に油壺~三崎間の免許が取り下げられ、そのまま今に至っていた訳です。

ちなみに、油壺以南の免許取り下げから35年間経った今でも、京急側に建設の意思はあるようで、三浦市の最新版の地図には、必ずと言って良いほど延長線のルートに点線が引かれています。
京急としては、現在の三崎口駅が三浦市中心部から離れていること。そして、油壺に自社の観光施設「油壺マリンパーク」をもってことなどから、延長による収益増を期待しているのでしょう。
三浦市としても、市中心部が陸の孤島になっていることを考えると、便利になるのは歓迎のはず。

で、関連のリンク先によると、今回の免許取り下げは延長線の工事を周辺開発計画と一体的に進める為としており、今後は区画整理の進歩状況などに合わせて路線計画の再検討と免許の再取得が行われることになっているようです。
35年もの長きに渡って放置状態だったことを考えると、具体的な話が出てきただけでも少しは前進したといえるのかも知れません。

ただ、気になるのは、同じリンク先に「事業性等の計画を進め」という記述があること。
これはプラスに解釈すれば、路線計画が良い意味で変更されると考えられるのですが、当然逆パターンもありうるのです。

何でもかんでも無責任に建設することは確かに問題ですが、三浦市の事情を多少知っている神奈川県民からすると、建設した方が良いのではないかとも思ってしまう訳で。

まあ、そこら辺は三浦市と住民の皆さん、そして京急がきっちり話して決めることですから、今後の動きは要注目と言えるでしょう。

詳細は関連のリンク先へどうぞ。

JR東海 「伊那路特急回数券」の値段を誤って発売 該当者には差額を払い戻しへ

2005年10月08日 22時18分52秒 | JR関連ニュース
関連:
JR東海ホームページ:お知らせ

最近、マルス関係のトラブルがあったばかりのJR東海ですが、残念なことに再び問題が起こってしまいました。

今回、問題となったのは、10月1日から値下げされた「伊那路特急回数券」。
何でも、10月1日~2日の間に9月30日までの旧価格で発売していたそうです。
まあ、誤発売されたのが3冊で済んだことが、不幸中の幸いでしょうか。

関連のリンク先によると、原因は

①旧回数券のデータが発券システムから削除されていなかったこと
②今回誤発売が発生した豊川、豊橋両駅の発券端末から旧回数券の発券ボタンが削除されておらず、駅員が誤って旧回数券を選択して発券したこと

だそうです。
ちなみに、これに気付いた飯田駅の駅員氏の報告によって調査した結果、今回の問題が発覚したのだとか。


なんと言うか、今回の件はJRの単純な入力ミスというだけではなく、駅員さんがマルスを疑うことを知らなかったこともまた、原因ではないかと思います。

電車の運転士や航空機のパイロットであれば、時には計器を疑うことも必要とされるのです。
勿論、これらの人々と駅員さんを単純に比較することは、いささか安易過ぎるかもしれません。しかし、疑う心をもっていれば、今回の様に中央でミスが起こっても迅速に発見できる確率が高まります。
本来であれば、大きくなり過ぎたマルスシステム自体を更新するのが一番なのですが、現実問題としてそれが難しい以上、末端の駅員さんに頼らざるを得ないのではないでしょうか。

新作のトクトクきっぷの導入や料金の改定だって、それ程頻繁にある訳ではありませんし、変化が起きた時だけチェックすれば、駅員さんへの負担もそんなに大きくはないと思うのですが。

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。

横浜市交通局 3000S形が10月28日にデビューへ

2005年10月08日 21時53分33秒 | 中小私鉄・第三セクター関連ニュース
関連:
横浜市交通局ホームページ:記者発表資料

横浜市営地下鉄は6日、新型車両3000S形を10月28日から営業運転に投入すると発表しました。
この車両は、同線の2000形と3000形シリーズのドアピッチの違いが、将来のワンマン運転開始時に支障となることから、2000形を置き換える事を目的として増備されます。
ただ、形式名は変わっているものの、下回り等に2000形の機器を流用している為、車籍上は2000形の車体更新扱いになっているとのこと。

財政状態が芳しくない横浜市交通局としては、苦肉の策なのでしょう。
立地条件は決して悪くないのですから、何とか頑張って頂きたいものです。

さて、当然ながら、この更新にあわせて2000形は姿を消していくことになります。
引退は、今のところ平成18年度までに行われるということなので、撮り鉄派の方はお早めに。

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。

秋田内陸線 10月15日から「トコトコもみじ号」を運転

2005年10月08日 21時35分50秒 | 中小私鉄・第三セクター関連ニュース
関連:
秋田内陸縦貫鉄道ホームページ:新着情報

世の中はそろそろ紅葉のシーズンでありますが、秋田内陸縦貫鉄道では、これに合わせて特別列車を運転するそうです。

その名も、「トコトコもみじ号」(注:"トロッコ"ではない。"トコトコ"です)。

コンセプトとしては、JR北海道の「ノロッコ号」等と同じもので、紅葉を見ながら、のんびり旅を楽しめるという、ありがたい列車なのです。

列車は全席自由席で、イベント車両と一般車両各1両ずつの2両編成。
運転日は平成17年10月15日~11月13日の土日祝日となります。

ダイヤ等、詳しいことは関連のリンク先を御覧下さい。

それにしても、ネーミングは意外と悪くないので、ついでにマスコットキャラクターでも作れば良かったのに。
今はPCで気軽に綺麗な絵を描ける時代ですから、ネットで応募をかければ結構集まったでしょうし、この列車について多少のイメージアップと宣伝にもなったのではないかと。

まあ、著作権等の問題が絡むと厄介なので、あまり手を出したくないのかも知れませんが。