Jariaの玉手箱【更新終了】

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JR東海 「伊那路特急回数券」の値段を誤って発売 該当者には差額を払い戻しへ

2005年10月08日 22時18分52秒 | JR関連ニュース
関連:
JR東海ホームページ:お知らせ

最近、マルス関係のトラブルがあったばかりのJR東海ですが、残念なことに再び問題が起こってしまいました。

今回、問題となったのは、10月1日から値下げされた「伊那路特急回数券」。
何でも、10月1日~2日の間に9月30日までの旧価格で発売していたそうです。
まあ、誤発売されたのが3冊で済んだことが、不幸中の幸いでしょうか。

関連のリンク先によると、原因は

①旧回数券のデータが発券システムから削除されていなかったこと
②今回誤発売が発生した豊川、豊橋両駅の発券端末から旧回数券の発券ボタンが削除されておらず、駅員が誤って旧回数券を選択して発券したこと

だそうです。
ちなみに、これに気付いた飯田駅の駅員氏の報告によって調査した結果、今回の問題が発覚したのだとか。


なんと言うか、今回の件はJRの単純な入力ミスというだけではなく、駅員さんがマルスを疑うことを知らなかったこともまた、原因ではないかと思います。

電車の運転士や航空機のパイロットであれば、時には計器を疑うことも必要とされるのです。
勿論、これらの人々と駅員さんを単純に比較することは、いささか安易過ぎるかもしれません。しかし、疑う心をもっていれば、今回の様に中央でミスが起こっても迅速に発見できる確率が高まります。
本来であれば、大きくなり過ぎたマルスシステム自体を更新するのが一番なのですが、現実問題としてそれが難しい以上、末端の駅員さんに頼らざるを得ないのではないでしょうか。

新作のトクトクきっぷの導入や料金の改定だって、それ程頻繁にある訳ではありませんし、変化が起きた時だけチェックすれば、駅員さんへの負担もそんなに大きくはないと思うのですが。

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。

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