--Katabatic Wind-- ずっと南の、白い大地をわたる風

応援していた第47次南極地域観測隊は、すべての活動を終了しました。
本当にお疲れさまでした。

準備

2005-09-14 | Weblog
日本の南極地域観測隊員は文部科学省の発表を見ると、隊長・副隊長のほか、「定常観測」「研究観測」「設営」に分かれています。
現在、隊員室に詰めているのは多くが「設営」の方々だそうです。
研究畑を歩んできた渡井さんにとって、全く違った分野の方たちと一緒に仕事ができるのは、とっても新鮮で毎日楽しそうです。
全員揃うともっと刺激的ですね。
自分の仕事の経験が増すだけでなく、それ以外のいろんな部分が豊かになるのだろうなぁと思います。

みなさん、それぞれの分野のスペシャリストばかりですが、南極では初めてやるようなことも多いので、色々なところに出向いて練習をしたり講習を受けたりしているようです。
渡井さんが訓練航海に出ているのも、実際の航海中に行う観測の練習するためですが、他の方は雪上車の運転練習に行ったり、持ち込む機械の分解組み立ての講習に出かけたり、ドームふじに行く隊員は8月に富士山での高地トレーニングがあったと言っていました。
渡井さんも観測のことだけでなく、自分で必要と思ったことは積極的に講習を受けに行ったり、資格をとったりしています。
まだ隊員室に詰めていない隊員さんもそれぞれの場所で準備を着々とすすめていることとでしょう。
みんな頑張ってくださいね!!
隊員室の様子はホワイトメールでも出ませんでしたから、今はとっても貴重な話を聞かせてもらっているなぁと思います。

あ、そういえば、隊員室でけん玉が流行っていると聞きました。
上手な方が複数いらっしゃるのだとか!
私も実は日本けん玉協会の競技用けん玉を持ってます。
「とめけん」や「もしかめ」はそこそこだけど、「飛行機」や「ふりけん」はめったにできないです。

第47次日本南極地域観測隊員出発まで、あと75日

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