昭和基地NOW!!にアイスオペレーションのことがアップされています。
氷山から氷を採取する作業のことですが、昭和基地NOW!!が始まってからほぼ毎年このことが記事になっているので、きっとこれはビッグイベントなのでしょうね。
私もこの秋、初めて氷山氷を手にとりました。
もちろん、水に浮かべて耳を近づけて小さなプチプチと気泡のはじける音も聞きました。
私の場合、落ちつかない状態で聞いたので、太古の空気 . . . 本文を読む
しらせが出発してから2週間たって、隊員はとうとう昨日出発しました。
隊員の皆さんはもう、しらせに再会しているころですね。
私にはいつもと変わらない日常があって、なんだかとっても不思議です。
パース、フリーマントルの日本との時差はマイナス1時間。
夜の移動で疲れはあるでしょうけれど、時差ぼけはなく過ごせていることと思います。
フリーマントルでは生鮮食料品を中心とする積み込みがあるそうですから、着い . . . 本文を読む
今日は、第47次南極地域観測隊の出発の日。
運良く仕事がお休みだったので、早い時間から見送りに行きました。
空港のそばまで来たときに、渡井さんが「パスポートまだ持ってないんだよね」と言うのです。
私は驚いてしまいました。
だって、今からパースに向かうのよね?
パースってオーストラリアよね?
オーストラリアって海外よね?と、当たり前のことが頭を駆け巡ります。
よく聞いてみると、南極観測隊として行く時 . . . 本文を読む
11月26日(土)渡井さんのメールより
出発が月曜に迫った土曜、数ヶ月お世話になった隊員室のデスクを引き払いました。
しらせが出港した後は、隊員のみんなも三々五々家族の元に戻ったり、実家にかえったりで賑やかだった隊員室も寂しくなっていました。
この2週間は会えることのできた隊員は数名でした。
出発前というのに段々と人が少なくなっていくのはなんとも寂しくはあるけれど、嵐の前の静けさといった感覚が . . . 本文を読む
南極にある乗り物にはどれも乗ってみたい、やれることは何でもやってみたい、好奇心旺盛な渡井さんは、二つの重機の資格をとっていくことにしていました。
今回の仕事に絶対必要な資格ではありませんから、仕事の忙しい「しらせ」出港前に行くわけにはいきません。
ということで、隊員室納めをした後の14日間のうちの9日間を使って通うことにしたようでした。
クレーンといえば建設現場の大きなクレーンや、ビルの上にどう . . . 本文を読む
23日に引き続き、今日も「昭和基地NOW!!」と「進め!しらせ」がアップされていました。
今回の昭和基地NOW!!は「ペンギン来訪」
私の大好きなアデリーちゃんがたくさんで、しばらく何もかも放り出して見入ってしまいました。
手?ヒレ?いや、羽でバランスをとりながらペタペタと歩く姿はたまらないものがあります。
しかも、歩くときもすべるときもみんな一緒♪
一羽がクラックを飛び越せば、みんな続いてぴょん . . . 本文を読む
第45次隊でテレビ会議システムが開通してから、観測関係の諸会議や家族会だけでなく、南極の昭和基地と日本の学校を結ぶ「南極教室」が行われてきました。
その様子はニュースやホワイトメールで伝えられ、私達のところにも届いています。
世界各国にインターネットや衛星電話がつながる時代ですが、それでも1万4千キロも離れた南極と直接話をする機会などあるはずもありません。
テレビの中継はずいぶん身近になったものの . . . 本文を読む
南極観測のホームページが更新されました。
昭和基地NOW!!もですが、何よりも「進め!しらせ」が更新されて嬉しいです。
「第47次隊の準備」で冬訓練と夏訓練の記事がアップされていますが、何といっても「進め!しらせ」は準備ではなく本番のことですからね。
出港を見送らなかったので、いまいち実感が湧いていなかったのですが、行動を知らされると具体的に想像できるものなんだなぁと思います。
私もそろそろその気 . . . 本文を読む
昨日(11/22)は眠さに負けて寝てしまいましたが、11/22分の記事はちゃんと書いておかないと。
澤柿さんに連絡をいただいて、北日本新聞のウェブサイトに載った記事を読みました。
澤柿さんの出身地である富山県で取材を受けたのだそうです。
澤柿さんのサイトには毎日見ているので、だいたいどんなことをやるのかは分かっていたのですが、取材記事でまとめられていると改めてよく分かります。
今回の任務である、 . . . 本文を読む
昨日、朝日新聞に47次隊に同行する柴田鉄治さんの記事が出ていました。
45次隊で同行した中山記者の書いた記事だったので、ホワイトメールで越冬中に柴田さんに励まされたエピソードを紹介していたのを思い出しながら読みました。
柴田さんは、7次隊に同行した際に「南極大陸は現在、世界でただ一つの国境のない大陸である。互いに協力しあい、武器の持ち込みは一切許さない」と報じたといいます。
その後、ベトナム戦争、 . . . 本文を読む