新聞では昨日29日朝刊、各webニュースでは一昨日28日の晩に、昭和基地で発電用の軽油が漏れていたとの報道がありました(文部科学省南極地域観測統合推進本部9月28日発表)。
場所は昭和基地の主要部から東に約1kmほどの位置にある「見晴らし岩貯油所」(ちょっと細かいですが、基地周辺地図上では立待岬から南西にある小さいタンクの図が並んでいるところ)で、直径約3.5m、奥行き約11.7mの横向きの円筒 . . . 本文を読む
朝日新聞社が第45次隊に同行して「南極プロジェクト」を立ち上げ、アサヒコムに記事を載せてきました。
最近、その記事へのリンクがなくなってしまったので、問い合わせたところ、年内にはサーバからも削除する方向だということでした。
その前に、もう一度見ておきたいものがあったので、見てみることにしました。
一つ一つは短いものですが、1955年から1956年にかけての日本が南極観測を始めたころのニュース映画で . . . 本文を読む
渡井さんのサイト「森と空と海のあいだに」が更新されました。
先日出かけた「巡航(訓練航海)」のことでした。
話だけを聞いたときはあまりの専門用語の多さに、分かったような分からないような・・・。
写真付きで説明書きがあると、何度も読み返しながら少しずつ分かるという感じです。
この前、渡井さんから話を聞いたのはCPRのことだったのですが、その装置がお魚みたいだというのです。
「海水はCPRの口から取り . . . 本文を読む
先日、渡井さんに「今、昭和基地の渡井さん宛に郵便を出したら、渡井さんと一緒に着くってことだよね?」と言ったら「いやぁ~どうかなぁ?」と言われてしまいました。
私も郵便物が届くシステムをあまり深く考えずに言ったことなのですが、よく考えてみると確かに・・。
昭和基地には郵便物が年一度だけ届きます。
それも国内郵便の料金で届くのです。
それをだいぶ前に知ったとき、南極なのにすごーいと思った覚えがあります . . . 本文を読む
今日、昭和基地のリアルタイムに画像(このページは国立極地研究所のサイト内にあります。)を見たら、カメラ1(通信室窓)に人の姿が見えました。
ときどき覗いているけれど、運が悪いのか?人の姿を見たのは初めてだったので、何をしているのか気になって、何度もページの更新をしてしまいました。
時に座って作業をしているようだったり、一度姿を消してまた現れたり、かなり長いこと外で過ごしていました。
しかし、140 . . . 本文を読む
しらせは初の寄港地、中城港に入って一般公開されているころですね。
まだまだ暑い沖縄で、しらせと南極の氷はどんな出迎えを受けたのでしょう?
私が「しらせ」に逢ったのはたった一度、2000年春にオーストラリアに行った時でした。
たまたまサーキュラーキーでオレンジ色のしらせを見つけて驚いたのを憶えています。
それ以来、しらせはサーキュラーキーに停泊するのだとばかり思っていたら、違うということが最近分か . . . 本文を読む
渡井さんのサイト「森と空と海のあいだに」が更新されています。
今回は「白瀬南極探検隊記念館」のことでした。
南極に行く前に絶対に行っておきたい場所だと言っていたのですが、なんと、青森に行くのに東北新幹線に乗らずに日本海周りで行くとはさすがですね。
このコース、昨年春に私が訪れたコースだったので、手に取るように分かって面白かったです。
渡井さんのカメラは南極用に用意したもの。
きちんと聞いていないけ . . . 本文を読む
一昨日、渡井さんからこんなメールをもらいました。
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今日は持ってく荷物を梱包して番号をふったよ。
「47―WK11―モニタ―7」、「47―BK11―CO2a―5」というかんじです。
Wは越冬物資、Bは夏用物資、XはS16用物資、Kは研究系、11は気水圏の番号、CO2aのaは大気のaだよ。
もちろんCO2oもあるのです。
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荷物 . . . 本文を読む
またしても疑問が湧きました。
先日の昭和基地NOW!!>貯水槽への雪入れ で、
「昭和基地付近では強い風はたいてい北東から吹きます」と書いてありました。
南極豆知識>昭和基地の生活>雪と氷と海に囲まれた昭和基地の水事情 では
「海側から飛んでくるため、塩分を含んでおり飲料水や生活水には適しているとはいえず・・」と記述があります。
どうやら昭和基地周辺では強い風は海から吹くようです。
南極大陸では一 . . . 本文を読む
渡井さんの観測するものは目に見えません。
ちょっと聞いたくらいでは何をやっているのか、空を掴むようで?よく分からないのです。
8月9日の「二酸化炭素を詰める」にも二酸化炭素量の変動を観測することで地球温暖化のメカニズムを解明すると書きましたが、まだよく分かっていません。
昨日、極地研のサイトが更新され、9月号の極地研ニュースNo.175がアップされ、5ページに渡井さんが南極で行う大きな柱となる観測 . . . 本文を読む