今日は、インマルの調子が悪いのかサーバの調子が悪いのか、観測装置がトラブルを起こしてしまったのか?メールが来ません。
ということは「しらせ便り」が届かないということなのです。
こういうときは焦っても仕方がないので、2月27日の「XCTD集中観測」を仕上げました。
そして、今日の話題は「ペンギンの換羽」にしましょう。
しばらく前に南極マタギキ物語「夏、再び」の2007年2月24日に、なんだかかわい . . . 本文を読む
昨日、到達不能極に徒歩で到達(史上初!)というニュースが出ていました。
#到達不能極へ向かう4人を紹介する記事(朝日新聞2006.12.21夕刊)
到達の記事はまだ手元にないのです
イギリスの4人が12月4日にノボラザレフスカヤ基地を徒歩(カイトスキーも使用)で出発し、1月19日19時頃(日本時間の20日午前4時頃)、到達不能極に到着したというものです。
南極到達不能極(POI:南緯 85°5 . . . 本文を読む
昨秋、47次夏隊の福井さんから1冊の本が届きました。
「微生物ってなに?」という、私のような素人にも楽しく読める本です。
この本の「極限環境の微生物」という項を、福井さんが執筆されています。
昨夏、昭和基地周辺(宗谷海岸)の露岩域を中心に調査された微生物のことをはじめとして、地衣類や苔類についても触れられています。
47次での観測や調査について、速報性のあるものは新聞やインターネットを通して出 . . . 本文を読む
今年から来年にかけて観測50周年の行事や展示が目白押しです(チェックは南極観測50年で)。
平日に行われるものもあるので、すべてを見に行くことができないのが残念ですが、いくつかの講演といくつかの企画展を見に行きました。
その一つが企画展「国土地理院の南極観測50年」です。
国土地理院の地形図にはいつもお世話になっていますが、実は訪れるのははじめて。
つくば学園都市には行ったことがあるけれど、つくば . . . 本文を読む
私がユキドリに出会ったのは、2年ほど前でした。
出会ったといっても実際に会ったのではなく、写真(青空に舞うユキドリ)で見たのですが、真っ青な空に映える白、それも海鳥らしく体にたいして長い翼はとても印象的でした。
南極の鳥=ペンギン
でしたから、あっという間に真っ白い妖精の虜になってしまったのでした。
その後、ナンキョクオオトウゾクカモメやオオフルマカモメ、キョクアジサシなどの鳥がいることを知ったの . . . 本文を読む
ますままさんに紹介してもらった47次隊の記事が出ているという「通販生活2006冬号」をようやく手にすることができました。
コメントには「48ページからです」と書いてあったので、小さな記事ではないのだな、とは思っていましたが、なんと企画ものだったのです。
防寒衣料を南極でテストし、その暖かさを検証しようという企画でした。
4・5月(-10℃台)にソックスと肌着とサポーターの3点を10名(サポーターの . . . 本文を読む
「南極の動物たち」の講演が終わると、さらに素敵なオプションがついていました。
「宗谷」経験者による「宗谷」(講演会場から徒歩10分ほどのところに船の科学館があり「宗谷」が係留されている)見学会を行うと言うのです。
#「宗谷」船尾からの写真でゴメンナサイ
なんと!
「宗谷」を経験されているということは、6次隊までに参加された方ということ。
私にとっては「書籍の中の方」「雲の上の存在」という方なので . . . 本文を読む
講演第二部(?)はなんと、昭和基地とのライブ中継でした。
#朝早くから出演してくださったのは、三浦隊員でした。ありがとうございました。
こんな機会に恵まれるとは思わなかったので、思いがけない計らいにちょっと驚きました。
そして、もっと思いがけなかったのは、最近の昭和基地周辺の生き物の様子を見せてくれたことです。
まずはアデリーペンギンの営巣の様子。
隣の巣から巣を作るための小石をちょうだいしてし . . . 本文を読む
「南極の動物たち」(2)はペンギンの話です。
ペンギン博士の内藤靖彦先生は南極観測隊として4回(うち3回越冬しそのうち2回は越冬隊長として参加)昭和基地を中心にペンギンの調査研究をされた方です。
とくにバイオロギングサイエンス(常時見ることができない水生動物に記録計を装着し、得られた情報から行動や生態を研究する科学:内藤先生より)の草分け的存在です。
コウテイペンギンは20万つがいが46ヶ所の . . . 本文を読む
11月19日に南極地域観測50周年記念講演会「南極の動物たち~見えてきたペンギン・アザラシの水中生態」という、講演会に行ってきました。
1年ほど前にキャノン主催の武田カメラマンと中山記者の講演会に行って以来、2度目の南極関連の講演会です。
しかもテーマがペンギンやアザラシ。
渡井さんからもたよりが届いている旬な話題なので、楽しみにしていました。
内容を書き始めると膨大になってしまいそうなので、いつ . . . 本文を読む