「12分の12」
越冬12ヶ月分の12番目のフォルダに入れる「南極だより」はこの記事で最後になります。
隊員の皆さんは昭和基地での最後の夜をどのように過ごされるのでしょうか。
それでは、渡井さんからの南極だよりです。
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2007年1月30日(火)晴れ ドーム先発隊S17到着!
午前中は . . . 本文を読む
昨日は記事を書くので精一杯でアップするのを忘れていましたが、昨日、南極観測50年のハガキに南極地域観測事業開始50周年切手を貼って、1月29日の記念スタンプの押印をしてもらいました。
と言っても、私は仕事だったので父と母が行ってくれたのですが「1月23日に行ったときはすごく混んでいたけど、今日は誰もいなかったよ」とのこと。
私としては23日より29日なんだけどなぁ。
#このハガキは南極観測50年 . . . 本文を読む
今日は南極観測50年の節目の日。
ブログを検索すると、そのことについて書いている人がたくさんいます。
記念硬貨と切手が出た頃から、「南極」で検索して、これほど南極観測の内容でひっかかったことがあるだろうか??というくらいです。
今までは、たいていコウテイペンギンとか、地球温暖化で氷が溶けるという内容のものが多かったのに。
なんだか世の中盛り上がっているみたいです(私は年中盛り上がってます)。
渡井 . . . 本文を読む
今日2007年1月29日は、第一次南極観測隊がオングル等に上陸し、昭和基地と命名(1957年1月29日)してから50年目にあたります。
50年間の観測隊に関わってきた方々の苦労や思いを分かることはできませんが、
毎日届く南極だよりをもとに、調べたり考えたりする中で、
昭和基地NOW!!やブログなど、隊員さんの発信する記事を読む中で、
南極観測50年の記念講演や企画展、中高生フォーラム、昨夏に行われ . . . 本文を読む
パネリストに立松和平さん、今井通子さんを迎えて行われた、オープンフォーラム南極●第1部「夢よ、はばたけ、白い大陸」の記事が出ていました。
「地球環境考える時期だ」 南極訪問の立松さんら講演(東京新聞ウェブより)
予定の調整をしているうちに申し込みがいっぱいになってしまい、行くことができなくて残念です。
明日は毛利衛さんを迎えて、オープンフォーラム南極●第2部「南極サイエンス、最前線へ」が行われます . . . 本文を読む
いつもの軽いダウンを着て歩いたら暑くて脱ぎたくなるほどの陽気でした。
ふと気付くと蝋梅が満開になっていて、雑木林の片隅で、ウグイスカグラの花芽も色づいていました。
ようやく冬らしくなったな、と思ったのはついこの前だったような気がするけれど。
堅い芽に、日差しで温もった木の幹に春を探していたのはほんのつかの間。
春ははっきりとした足音をたてて近づいてきているようです。
それでは、渡井さんからの南極だ . . . 本文を読む
ドームふじ基地で、深さ約3035.22メートルの氷の採取に成功したという、報道がありました。
ドームふじの氷床コア掘削については、第二期ドームふじ観測計画ホームページで、毎年注目して見ています。
今年は第二期の最終ステージということで、今年も週刊で報告されていました。
47次夏で掘り残した岩盤までを掘り抜く予定だったそうですが、なかなか思うようにいかない様子で、ずいぶん苦労されているようでした。 . . . 本文を読む
すでに電池が保たなくなった携帯電話をだましだまし使っていたのですが、とうとう買い換えました。
すると!今までのケイタイでは見ることができなかったwebカメラの画像を、見ることができるようになったのです。
数年前までは、バックライトが黄緑の(通称バスクリン)ものを使っていたのに、代替えするたびに機能が多くなってちょっとついて行けていない感じです。
それでは、渡井さんからの南極だよりです。
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昭和基地では1月21日から日が沈むようになりました。
日の出日の入りを知るために、海上保安庁海洋情報部の計算サービスで計算してもらったところ、21日の日の入り(今年初の日の入り)は21日になってすぐの00:19で、日の出は日の入りから28分後の00:47でした。
本来であれば「前日」沈んだ日が「翌日」昇るのだけれど、一番太陽が低くなる時刻が0時ではないので、日の入りが「翌日」にずれ込んだのですね。 . . . 本文を読む
しらせの代替え船がオーロラ・オーストラリスに決まったようです!!
南極観測、「しらせ」が助けた船が代役に(アサヒコムより)
「しらせ」はあと1年で砕氷船としての耐用年数期限が来てしまうため、49次隊の航海で役目を降りることになります。
しかし、後続船は51次隊の航海にしか間に合わないのです。
その間の輸送をどうするか、というのが懸案事項になっているというのはずいぶん前から聞いていました。
2ヶ月ほ . . . 本文を読む