--Katabatic Wind-- ずっと南の、白い大地をわたる風

応援していた第47次南極地域観測隊は、すべての活動を終了しました。
本当にお疲れさまでした。

南極で月は?

2005-10-28 | Weblog
南極の話題の中では、太陽が一日中沈まない「白夜」や太陽が一日中出ない「極夜」のことが多く出ます。
でも、月はどうなっているのかはあまり聞いたことがありません。
ウサギさんが寝転んで見えるとは聞いたことがありますが、それ以外はあまり聞いたことがないのです。
記事になっているのもほとんど見つけられず(検索しても、「南極」と「月」だと日付がヒットしてしまう)、45次隊の昭和基地NOW!!に少し触れてあるのを見つけただけでした。
それを見ると「月も沈まないことがある」となっています。
太陽と同じようにあまり高い位置まで昇らないということなのでしょうか。
沈まない日が時々くるという感じなのかな?
太陽とは違ってイメージが湧かないです。
これはぜひ現地レポートしてもらいたいもののひとつです。

それ以外にも落雷はあるのか?という疑問もあります。
虹は水蒸気が凍ってしまうので、見られないとはきいていますが、霧は出るんですよね?
気象庁から発表されている「昭和基地の気象」でも霧日数は月に0日~4日くらい(多くは0日~1日)となっています。
夏に多いようだったので、プラス気温になった時に霧が出るのかと思ったのだけれど、最高気温がマイナスでも霧が出た月があるので、そうとばかりも言えないようです。

気象庁から今日付けで、異常気象や地球温暖化についての最新の科学的知見をまとめた「異常気象レポート2005」が公表されました。
南極で行われた観測だけではありませんが、地球温暖化など地球環境に関わることが詰まっています。
何日もかけて読まなければならないくらいの量があるので、プリントアウトして読もうと思います。

第47次日本南極地域観測隊員出発まで、あと31日
1ヵ月後には出発です!

最新の画像もっと見る