--Katabatic Wind-- ずっと南の、白い大地をわたる風

応援していた第47次南極地域観測隊は、すべての活動を終了しました。
本当にお疲れさまでした。

シリンダー

2005-10-27 | 森と空と海のあいだに
渡井さんの研究観測に欠かせないのが、標準ガスをはじめとした何種類かの気体です。
それを入れているのが「ガスボンベ」です。
私達はふだん、ガスの入っているものは「ボンベ」と言っていますが、どうやら英語圏の人には通じないらしいのです。
ボンベというとbomb(爆弾)と間違えられてしまうというのです。
なるほど確かに。
でも、中身によっては引火して爆発する可能性があるから、あながち違うとも言えないような・・。
このガスボンベをガス屋さんは「シリンダー」と呼んでいるのだそうです。
私にとってシリンダーといえば注射器の筒の部分のことなので、とても不思議な感じ。
そういえば、錠前もシリンダー式があるし、エンジンではピストンの筒をシリンダーと言うし、オルゴールにもシリンダー式のものがあってやはり筒型です。
ピストルのシリンダーもそうかも。
ガスボンベも筒になっているからシリンダーでいいはずだけれど、なんとなくガスボンベが身についてるので、へんな感じがします。
あ、渡井さんがロシアでは「バルーン」と言っていたと教えてくれました。
気球?
気体が入っているから?
でもそれって英語だよね?

昨日、極地研からシリンダーの送り出しをして、今日しらせへの積み込みが完了したそうです。
これで、搬出するものは終わって、後は業者から直接しらせにとどくコンプレッサーのみだということでした。
もう一息ですね。

第47次日本南極地域観測隊員出発まで、あと32日

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