--Katabatic Wind-- ずっと南の、白い大地をわたる風

応援していた第47次南極地域観測隊は、すべての活動を終了しました。
本当にお疲れさまでした。

特別授業「南極のはなし」

2005-10-20 | Weblog
渡井さんが、南極に行くという話が出てから、ずっと考えていたことがありました。
それは、こども達に渡井さんを出会わせたいということでした。
夢を描くこと自体が難しくなっているこの時代に、今の自分たちと同じ小学校3・4年生のときからの夢をかなえ、今まさに南極に行こうとしている渡井さんの語る言葉は、きっと誰の言葉よりもこども達に届くと思ったからです。
まずは渡井さんに話をすると、思いがけずあっさり「いいよ」と引き受けてくれ、学校側に話を持ちかけたときも、二つ返事でOKがでて、4年生2クラスのこども達にということで、トントン拍子に話がまとまりました。

小学生を目の前に授業をするのは初めてで、どんな話し方をしたらいいかな?とか、資料はどんなものを用意しようかな?とか、地球儀ビーチボールも準備して、ずいぶん時間をかけて授業を作ってくれていました。
そして、10月14日に渡井さんの授業「南極のはなし」が行われたのです。
そのときの様子は学校通信に紹介されています。

とても柔らかい(渡井さんらしい)語り口と、丁寧な説明は、子ども達にとても分かりやすかったようです。
キラキラと目を輝かせて聞く子ども達、質問も次から次へとでて1時間半があっという間でした。
さらに・・何人かの親御さんも聞きに来ていたのですが、親御さんの目もキラキラ!
渡井さん曰く、私がたくさんいるみたいだったようですが・・。

今回のは第一段階、この後の、南極に行っている間の交流も、帰ってきてからの再会も本当に楽しみです。

第47次日本南極地域観測隊員出発まで、あと39日

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