霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

大賀古代蓮は見事じゃっ!

2008年07月19日 | 関東の旅(千葉県)
⇒岡村家一族 2008年7月19日(土)
今日は、「大賀ハス発掘の地と海浜幕張をめぐるウォーキング」と題した、「駅からハイキング」に参加した。自宅から、スタート地点の総武線の新検見川駅までは、歩いても30分位なので、まずは新検見川駅へ向けて歩き出した。9時前には駅に着いたが、既に多くの参加者でごったがえしていた。今回は、受付が7時半といつもより早めだったのは、どうやらハスの見頃が午前中の早いほうがいいみたいだからと思われる。
新検見川駅⇒大賀ハス発掘の地⇒東大緑地植物実験所⇒しらさぎ公園⇒花見川千本桜緑地⇒真蔵院⇒三代王神社⇒青木昆陽甘藷試作地⇒幕張海浜公園⇒美浜園⇒幕張の浜⇒海浜幕張駅と辿る、3時間余りの平坦なコースだ。
大賀ハスと呼ばれる古代蓮が発見された経緯は、説明板によるとこうだ。昭和26年の話で、ハス博士と呼ばれた大賀一郎氏の古代ハスに対する情熱に心を動かされた、地元小中学校の先生生徒によって発掘作業が行われた。しかし、なかなか成果があがらず、作業打ち切りの前日、夕刻になって、ついに一女生徒のふるいの中に一粒のハスの実が発見された。これを大賀博士が生育し、翌年、2000年以上の時を越えて、見事に淡紅色の美しい花を咲かせたそうな。
何ともドラマチックな話ではあるが、今では千葉市の花にも制定され、千葉市内の多くの公園で、この美しい花を見ることができるのは、とても嬉しいことだ。東大緑地植物実験所では、この見事な古代ハスの純粋種を始め、交配種や各国のものを含めて250品種ものハスが見られるのだ。
総武線幕張駅近くにある青木昆陽甘藷試作地跡は、八台将軍吉宗の命で、青木昆陽が薩摩芋を試験栽培して成功した所とのことだ。昆陽は幕府に対して、救荒食として甘藷を栽培することで飢饉に備えるよう訴えたとのことで、天明・天保の大飢饉にも、ここ幕張では餓死者が皆無だったと伝えられている。総武線のガードをくぐる地下道に、「幕張昆陽地下道」と大きく名前が彫ってあるのは、先祖を救ってくれた昆陽に対する感謝の気持ちが現れているような気がする。
翻って、相変わらず行き当たりばったり農政を繰り返す、農林水産省の木っ端役人やJAのアホ役員どもは、昆陽の爪の垢でも煎じて飲めってんだょぉ…フントニ
海浜幕張駅でゴールしてからは、再度幕張の浜へ出て、打瀬(うたせ)から稲毛浜へ抜ける海浜大通りを、潮風に吹かれながらゆるゆると散歩して自宅まで帰ることにした。5時間半の35,590歩だった。


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1 コメント

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Unknown (さっこ)
2008-07-21 09:52:13
久しぶりに「木っ端役人」を見て、一人ほくそ笑みました。


写真撮るのうまいねー(今更)
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