霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

二回目の肥中街道四日目 おまけ(肥中→阿川)

2013年11月23日 | 肥中街道

2013年11月23日(土) 前記事からの続き

肥中街道ゴールの肥中に着いたのはまだ昼過ぎだったので、そのまま北上して角島を目指してみた。恩徳寺を出て、北浦街道からすぐに左折し、海側の県道275号を辿る。
神田小学校を左に見て更に歩を進め、西長門リゾート入り口を過ぎるとすぐに、角島大橋が見えてくる(タイトル写真)。

優美なカーブを描く角島大橋とその中程に見える鳩島、そして海士ケ瀬戸の向こうに嫋やかに広がる角島とその先の雄大な日本海。何度訪れても絵になるいい景色ではあります。
で、この際だから、角島大橋を歩いて渡ってみようと思い、橋の袂まで行ってみたのはいいのだが、どう探しても歩道が見当たらない。車道部分の幅は、車がすれ違えば歩行者ははねられてしまう程しか無いし、ひょっとして車道の下にでも歩道があるのかと探してみたが、これも見当たらない。
仕方がないので、入り口近くにある売店のおばちゃんに聞いてみた。
 『この橋ぁ、歩いちゃぁ渡れんのじゃろうかぃ?』
 『ぅんにゃ、歩いて渡ってもええんじゃけどノ、今日は危ないけぇ止めちょった方がえぇデ』。
つまり、平日なら観光客も少ないから車の通行量も少ないので気をつけて渡ればまぁいいけど、休日はご覧の通り観光客の車がわんさと通行するし、観光客の車は景色を眺めながら走るので危ないことこのうえないらしい。
自転車で集団を組んで橋を気持ち良さそうに走っている光景をこの日も多く目にしたのだが、現に、自転車が車にハネられる小さな事故はよく起こるらしい。

あぁ~、折角角島住民の為に作ったこの橋なのだが、歩行者・自転車のことは全く考えていなかったという、いつものお粗末。橋は県道だから山口県道路建設課の所管と思うが、もう少し何とかならなかったもんかねぇ。

・・・と、大いに落胆したところで、気を取り直して県道の山側にある小高い道路へ登り、上から見下ろすようにもう一度撮ってみた(写真下)。

左手の展望台と右手の怪しげなモニュメント、そして橋を行き交う車と角島とが全て見渡せる絶好なポイントなのです。

これで今日の行程は終わりとなるのだが、さて帰路はどうしようと地図を確認すると山陰本線の阿川駅が一番近いようなので、県道をそのまま北上して島戸地区まで行き、そこから右折して峠越えで北浦街道へ出ることにした。
結局、肥中からは延べ2時間半余り歩いて阿川駅に到着し、山陰本線で二駅先の滝部まで行って、駅前に止めたマイカーに乗って帰宅した。これで、二回目の肥中街道ウォーキングは無事に完了したのであったぁ~。



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