霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

有明⇒豊洲⇒月島⇒有楽町

2005年08月20日 | 関東の旅(東京23区)
⇒岡村家一族
「ハムフェア」なるものをやっているそうなので、東京ビッグサイトへ出かけてみた。ここ十年くらいハムもほとんどやていないが、今でもそこそこには市場があることが確認できた。モールス挑戦コーナーなんてのもあったけど、河童になって既に二十年だし恥をかきそうなので、足早に通り過ぎた。ハハハ
ビッグサイトを出て、東雲から豊洲へ晴海通りを北上。更に、春海橋を渡って晴海、そして月島へ出る。
「月島もんじゃストリート」をぶらり散策してみる。わずか400m余りの通りに70軒位のもんじゃ焼きの店がひしめきあっているのは圧巻。ここは、路地を一歩入ると、昔ながらの風情を感じる路地裏に会えるのが嬉しい。
有楽町線が地下を走る大通りを横切ると、佃島と石川島になる。ここの佃公園に、江戸期の石川島燈台が復元してあって、この説明板に興味深いことが書いてあった。
「本能寺の変」の時に大阪にいた家康が、命からがら明智勢の追手から逃げようとしていた際に、舟を出して助けてくれたのが淀川佃村の漁民だったそうな。後にその時の恩に報いる為に江戸のこの地に呼び寄せ、江戸湾の特別漁業権を与えて厚遇したのが佃島の由来とのこと。家康がいかに生死の境をさまよっていたかが分かるエピソードで、歴史に「もしも」は無いと言うけれど、もし佃村の漁民が舟を出さなかったら、江戸時代そのものがひょっとして無かったかも知れないと言う、歴史の面白さを感じる。これこそ「その時歴史は動いた」はずだが、NHKはどこを見ているのだろう?
などと思いを巡らせながら佃大橋を渡り、隅田川のたもとにそびえ立つ「聖路加ガーデン」の展望室へ上がってみた。48階、地上150mから眺める東京の夕焼け(写真)はなかなか見事で、ここは周囲に高層ビルが無いこともあってとても見晴らしがいい(写真は、左側が、東京タワーとその左に富士山、右側が夕陽に映える新宿の高層ビル群という構図だ)。また、夜8時半まで上がれてかつ無料で利用できるので、結構、家族連れやカップルが次々と訪れていたことから、穴場のようだ。
後は、新富町から昭和通り銀座通りを横切って有楽町駅に出て、ここから電車で帰ることにした。正味4時間半のウォーキングで、26,847歩の1,246kcalだった。

 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿