霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

山陰旅行

2011年11月20日 | 山口県外旅行

2011年11月19日・20日

職場の親睦旅行で島根・鳥取へ行ってきた。
山口市からバスで山陽自動車道~広島JCT~中国自動車道~三次IC~国道54号と辿って、まずは「島根ワイナリー」へ向かい、バーベキューの昼食を摂る。その後は、ワインの試飲館「バッカス」(すごい名前だなぁ・・・)で、次々とワインを飲み比べてみる。飲み始めの2・3種類の内は、『あ、これいいなぁ』とか『ちょい甘いわぁ』とか言いつつ呑んでいたが、段々調子に乗ってきて10種類位飲み干した頃には、どれがどれだか分からなくなってくる始末・・・ビンボー人はすぐにこれだから、モォ~

続いて、古代出雲歴史博物館を訪れて出雲の歴史に少し触れてみるが、大量の弥生時代の青銅器と、古墳時代の豪族を飾った金銀の大刀には圧倒される(写真上と下)。

それぞれの説明も非常に分かり易く、また展示にも工夫を凝らしてあって、弥生時代に容易にタイムスリップできるのは流石だ。
出雲大社に参詣した後は、そのまま一路本日のお宿である玉造温泉に向かう。「佳翠苑・皆美」は、洗練された見事な庭園と、行き届いた館内スタッフの接客が気持ちいい、かなり上等の旅館だった。夜2回と朝1回の、いつもの温泉入浴パターンはしっかり守り、本日の旅の疲れ(・・ンナものはチットモないが)を癒したのであった。

翌朝は、まずは山陰自動車道に乗って安来市の足立美術館へ向かう。美術品にはあまり興味のないオイラだが、ここの庭園の景観にはちょっと度肝を抜かれた(写真下二枚)。


念の入った手入れや造作は勿論だが、職人の心意気なんぞももうとうに通り越して、はや芸術の域に達していると思えるのは、間違いないだろう。日本に生まれて良かったぁ~と感じることのできる、貴重な瞬間だ。

続いて米子駅からはJR境線(写真下)に乗車する。乗ったのは「めだまおやじ号」(…らしい)だ。

境線は、本来の各駅名の他に妖怪名のサブ駅名がついていて、その妖怪のイラストと説明書きが駅のホームに立っているという、夜中に一人で降り立つとちょっと不気味と思える光景ではある。地元の人はもう慣れているのかも知れないが・・・・
田園地帯を、ゆっくりのんびりと車窓の風景を楽しみながら、米子空港駅で降りて迎えのバスにのり、境港の「水木しげるロード」へ向かう。

境港駅前から水木しげる記念館までの約800m位に渡って、これでもかっと言う程に妖怪達が出迎えてくれる(写真下)。

何せ、139体もの妖怪さまがここにはおわすので、いちいち挨拶していたらきりがなくて、通りを歩き終えてしまう頃には妖怪ということを忘れてしまい、何かのアイドルキャラクターのように思えてくるから不思議なもんだ。
結構な人通りもあり、お土産屋もそこそ繁盛していたようだから、新たな観光資源としての試みは成功していることがうかがえるが、これを持続させるために多くの方々がご努力されているのだと思う。頑張ってほしいものだ。

ってな訳で一泊二日の駆け足山陰旅行を終え、バスは米子自動車道から落合JCTで中国自動車道に入り、広島北JCTを経て山陽自動車道に戻って、帰路に着く。お疲れさんどしたぁ~



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