16小節のスピーチ

すみません今週の「僕の音」はお休みさせていただきます。

宮城のライブの曲を検討しながら手持ちの曲を30曲ほど吹いて録音したのですが、新しい曲はありませんでした。

後で、「You Must Love Me」（エビータより）を録音しようと思っていたのですが、録音を聞き返しながら居眠りしてしまい、そのまま時間切れとなってしまいました。

来週にはアップしたいと思います。

代わりに今回は、ニニ・ロッソが尊敬し続けたルイ・アームストロングの16小節のスピーチを紹介したいと思います。
ルイ・アームストロングは1970年7月4日、彼の誕生日に、生涯最後の録音をしています。
このレコードの「この素晴らしき世界」の録音の時、ルイは即興（たぶん）で、曲の前奏の16小節の間に短いスピーチをしました。
これが有名な「16小節のスピーチ」です。
彼のその言い方がこの曲を盛り上げ、深い感動を与えます。

～　16小節のスピーチ　～

君たち若い連中には、オレにこう言ってくる者もいる。

「おい、おやじさん！
“素晴らしき世界”ってどういう意味なんだい？
世界中でおこっている戦争は？
飢餓や汚染は？
いったいどこが素晴らしいんだい？」

だけどこのおやじの言うことも聞いてみないか？

オレには世界はそんなに悪くないと思えるんだ。
オレが言いたいのはね、世界は素晴らしくなる！　
そう思って行動すればね。

愛だよ！愛、それが秘訣だよ。

もっともっとオレ達が愛し合えば、問題も減るし、
世界はとびきりいい所になる。

それが、このおやじが、ずっと言い続けてきたことなんだ。


　ルイ・アームストロング
～この素晴らしき世界～

ニニはコンサートで必ずルイ・アームストロングにちなんだ曲を演奏しました。
「この素晴らしき世界」も何度か演奏していますし、CDにも収録されています。
僕は、この曲をルイの歌で始めて聞き、コンサートでのニニの歌に感動し、改めてルイの歌を聞いてさらに感動しました。

歌が大半の曲なので、このブログにアップするかどうかは微妙ですが、僕が大好きな曲なので、時々人前で演奏しています。

いつかアップする・・かも