何故このタイミング？

倉敷のライブが目前に迫り、その後すぐに地元での演奏会が迫っています。

週末は夜19：00まで、トランペットを吹く以外は、食事とトイレと風呂だけの時間を過ごし、平日も仕事をしながらも頭の中は、音楽のことばかり・・のはずだったのですが、人生というのは、なかなか思い通りにはいきません。

11月14日に叔母が亡くなり、広島で告別式。

11月25日、今度は突然会社にカミさんから会社に電話が入り、数日前から体調が悪いと言っていた義父が救急車で病院に運ばれたとの連絡を受けました。
カミさんはすぐに病院に駆けつけ、状況を確認次第また連絡するとのこと、1時間ほど経って再び電話、脈拍が30回／分しかなく、危険な状態と聞き、すぐに会社早引けして、車をすっとばして病院へ直行、診断の結果、告げられた病名は「完全房室ブロック」。
心臓の下半分がほとんど稼働していない状態で、極めて危険との事、ただちに処置が始まり、カテーテル検査に加え、応急のペースメーカーを装置することで、何とか事なきを得ました。

週末に永久型のペースメーカーを装置することで、充分な回復が見込まれるらしく、カミさんともホッと胸をなでおろし、まずは良かったね、と話しながら自宅に戻りました。

ところが、その日の深夜、麻酔の影響だったのか、単に寝ぼけたのか、義父が今度は病院のベッドから転落し、何と首の骨を骨折、応急処置のペースメーカーが送致されているため、MRIによる精密な検査ができず、ペースメーカーの線が首から出ているため首をコルセットで十分に固定することもできず、絶対安静の状態を保つほかなく、今週末の予定だった永久型ペースメーカーの装着を早めて実施し、その後、形成外科による精密な検査と治療を実施するという、荒療治が実施されることになりました。

3時間半の手術を終えて、状態も落ち着き、今週2度目のまずは一安心です。

ところがところが、ホッとしたのもつかの間、今度は叔父が亡くなり再び広島へ・・

それにしても、いつも本番前になると仕事のスケジュールが殺人的になったり、急な出張が入ったり、クレームが入ったり、歯が痛くなったり、親戚の不幸があったり、今回のようなことが起こったり・・この巡りあわせはいったい何なのだろうと、いつも思います。
これも僕の日頃の行いの悪さでしょうかねえ。

でもそんな時に限って、本番はうまくいったりします。

ちなみにニニ・ロッソは1981年に心臓疾患のため、来日を急遽中止しています。
この年、すでに発売されていた前売券は払い戻しになりました。
病気の詳細は不明ですが、同年の10月下旬の来日直前に狭心症の発作を起こし、血管にステントを留置する施術を受けているようです。
病気翌年からのニニは、元気いっぱい、ハイノートをガンガン吹く凄い演奏を聞かせてくれました。

そして、ニニが亡くなったのは1994年10月、この時も来日直前でした。

神様は時々こういうカードを人に引かせます。
本気の本番前に、これを妨げるような事が起こるのは、運命のようなものかもしれません。

今日も気分はニニ・ロッソ

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12月には2つのライブをさせて頂きます。

■12月7日倉敷でのライブのお知らせ
今年3月に引き続き、12月にライブをさせて頂くことになりました。
このブログの常連「MASAMI」さんと倉敷の老舗のJAZZバー「サムシング」さんのご協力で、ちょっと早めのクリスマスライブです。

ニニ・ロッソを聴こう in Christmas／安田実男クリスマスライブ
日時　：2014年12月7日（日）　18：00～
場所　：倉敷JAZZ Bar SOMETHING
岡山県倉敷市阿知1-7-2　西ビル2Ｆ　Tel086-422-0603 　
https://www.facebook.com/jazzbar.something
料金　：2,000円（2ドリンク付き）



■12月21日（日）地元でのライブのお知らせ
12月には地元福岡県古賀市でもライブをやります。（今年で10回目！！）

安田さんの小さなチャリティ演奏会
日時　：12月21日（日）　14：00～
場所　：福岡県古賀市千鳥4-1-3　千鳥北区公民館
入場無料　：飲み物とおつまみ物をご用意しております。
お問い合わせ　ciaonini@goo.jp
※この演奏会はとおりゃんせ基金に協力します。