久しぶりのニニの奏法シリーズです。
トランペットには通常3つのバルブが付いていて、これを使って音階を吹きます。
トランペットのバルブは、押さえると長さの違う管に接続されます。
1番と2番、両方のバルブを一度に押したときと、3番だけを押したときは管の長さがトータルで同じになるように設計されているため、どちらでも同じ音階になります。
具体的には、「ミ」と「ラ」の音です。
演奏の基本としては1+2番で吹くのですが、ニニ・ロッソは多くの場合3番で吹いていました。
ニニはこれを利用して、独自のフレーズを吹くことがあります。
「皆殺しの歌」の冒頭部がそうです。
ファ#、ソ、ミの早い三連譜を何度も断続的に吹くこの曲は、替え指を使わないと演奏は困難です。
同様に「荒野の用心棒」では、ソ、ラ、ファ#の短く早い三連譜を吹いています。
またビデオを見るとアドリブの際にも、3番をうまく使っているのがわかります。
替え指というのは、あまり練習する機会のないものですが、知っておくと便利なことがありますし、一聴すると難しそうなフレーズが、代え指を使うと実は簡単だったなんてこともよくあります。
たまには真面目に替え指の練習をしてみるのもいいかも・・
トランペットには通常3つのバルブが付いていて、これを使って音階を吹きます。
トランペットのバルブは、押さえると長さの違う管に接続されます。
1番と2番、両方のバルブを一度に押したときと、3番だけを押したときは管の長さがトータルで同じになるように設計されているため、どちらでも同じ音階になります。
具体的には、「ミ」と「ラ」の音です。
演奏の基本としては1+2番で吹くのですが、ニニ・ロッソは多くの場合3番で吹いていました。
ニニはこれを利用して、独自のフレーズを吹くことがあります。
「皆殺しの歌」の冒頭部がそうです。
ファ#、ソ、ミの早い三連譜を何度も断続的に吹くこの曲は、替え指を使わないと演奏は困難です。
同様に「荒野の用心棒」では、ソ、ラ、ファ#の短く早い三連譜を吹いています。
またビデオを見るとアドリブの際にも、3番をうまく使っているのがわかります。
替え指というのは、あまり練習する機会のないものですが、知っておくと便利なことがありますし、一聴すると難しそうなフレーズが、代え指を使うと実は簡単だったなんてこともよくあります。
たまには真面目に替え指の練習をしてみるのもいいかも・・
エンハーモニックフィンガリング(替え指)は、あまり本気で練習する機会がないものですが、やっておいて損はありません。
やってみると意外と使う機会が多いものです。