5時半起床。
荷造りをして身支度を整え、6時過ぎに家を出る。今日から1泊2日で北海道出張である。
新横浜駅6時20分発のバスに乗り、羽田空港へ。驚くことに、車内は満席である。この時間帯がそうなのか、コロナ禍がひと段落した影響なのかはわからない。
前回渋滞にはまったことを加味して1本早いバスに乗ったら、フライトの1時間半近く前に着いてしまった。さすがに早すぎるか。
すぐに保安検査を済ませ、搭乗口近くの「三本珈琲店」で朝食。クロックムッシュとカフェラテを頂く。クロックムッシュがチーズたっぷりで美味しい。
羽田08時25分発のJAL505便に乗り、新千歳へ。A席(進行方向左手の窓側席)に座ったら、東京都心の景色がよく見え、遠くには富士山も見えた。今度からこの席に座ろう。
定刻通り、10時に新千歳空港に到着。当たり前かもしれないが、こちらはもう完全に冬である。急いでリュックからダウンジャケットを取り出す。
上司と待ち合わせてレンタカーに乗り、平取町へ。
昼食は、「パスタと和洋食の店 コトナ」へ。当初予定していたお店がお休みで、途方に暮れていたところでたまたま見つけた。
店内は洗練された雰囲気で、落ち着きもあって過ごしやすい。
注文は、白糠モッツァレラのWチーズハンバーグセット。地元・平取産の和牛(びらとり和牛)100%のハンバーグである。
お肉ももちろん美味しいのだが、たっぷりチーズと濃厚なデミグラスソースが印象的だった。たまたまだったが、このお店に出会えて良かった。
お会計は上司にご馳走になった。本当にありがとうございます。ご馳走様です。
仕事前に、JAびらとりのAコープに寄り、平取名物のトマト「ニシパの恋人」と、そのトマトで作ったトマトジュースを購入。トマトジュースはすぐに飲む。これで、平取の2大名物、「びらとり和牛」と「びらとりトマト」の両方を楽しむことができた。
14時過ぎに仕事を終え、宿泊先へチェックイン。今回は、新冠町にある温泉施設「レ・コードの湯」に併設されたホテルに泊まる。
パソコンを開き、2時間ほどお仕事。
終了後、上司と待ち合わせて車に乗り、夕食をとりに出掛ける。せっかくなので新冠にあるお店を新規開拓してみようという話になり、新冠駅近くにある「幸寿し」へ。
お通しはタラコと松川の卵のこんにゃく和え。これを食べた瞬間に、上司も私もこのお店が当たりであることを確信する。
ごまつぶ貝の煮つけ。赤潮の影響で今季のつぶ貝はほとんど全滅しており、つぶ刺は食べられなかったが、この煮つけもお刺身に負けないくらい美味しかった。
松川と北寄貝のお刺身。
イワナの昆布巻き。
ししゃも焼き。
あら汁。
おまかせ握り。
出てくる料理がどれも本当に美味しくて、幸せな気持ちになった。また、これまで2人だけでゆっくり話をする機会のなかった上司と色々な話が出来たのが嬉しかった。まだまだ聞きたいこともたくさんあったのだが、それは次の楽しみに取っておこう。
21時半過ぎにホテルへ戻り、温泉でゆっくり汗を流す。アルカリ性の温泉で、肌にとろんと絡みついてスベスベになる。温泉に泊まるのって、やっぱりいい。
夜食代わりに、お昼に買っておいたびらとりトマトを食べる。みずみずしくて、甘みも酸味も強い。本当は1個は明日の朝にとっておこうと思っていたのだが、結局は2個とも食べてしまった。
明日の予習をし、少し本を読んでから、日付が変わる頃に就寝。