社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

10月3日(木)

2013年10月04日 01時21分07秒 | 2013年

  7時起床。朝は晴れているが、相変わらず不安定な天候が続くとの予報なので、洗濯物は室内に干す。そろそろ、1日ぐらい気持ち良く晴れてくれないだろうか。

  午前中は、オフィスで事務処理。質問内容や目の付け所から察するに、おそらく私の隣の席の新人さんは、頭が良い。本人は無意識なのかもしれないが、なかなか本質的な質問を繰り出してくる。私の入りたての頃は、そもそも質問自体浮かばなかったような気がする。少しずつだが緊張もほぐれてきたようだし、この調子で良い関係を構築していければと思う。

  昼食は、「新雅」のかた焼きそば(ワンタン付)。このお店は、なぜか新人さんが入った時にだけ来る。私が入った時も、初日の昼食はここだった。普通に美味しいので定期的に通ってもおかしくないのだが、なぜかそうはならない。職場からちょっと距離があるということもひとつの要因になっているのだが、同じような距離にあって定期的に通っているところもあるので、それだけでは説明がつかない。不思議だ。

  午後は、鶴見へ出張。その後、15時半前にオフィスに戻る。新人さんのことが気になって、自然とオフィスに向かう足が急ぎ足になっていた。

  21時前まで残業し、残っていた先輩や同期、後輩と「ロイヤルホスト」で夕食。私はハンバーグ&カニコロッケと、デザートにフレンチトーストを食べる。食事をしながら、それぞれの部署に配属された新人さんの情報交換をしたり、仕事のアドバイスをもらったり、愚痴を言いあったりする。こういう機会がある度に、この職場は人間関係に恵まれていると感じる。手前味噌になってしまうが、こうして夜遅くに、新人さんにどうやって教えるのがいいかということを真剣に話し合う人たちがいるなんて、すごく良い職場じゃないか。

  日付が変わる頃に帰宅。NHKの「クローズアップ現代」で、マタニティ・ハラスメント(通称:マタハラ)が取り上げられていた。ハラスメントと聞くと、それをする側が悪いと安易に断罪したい気持ちに駆られるが、産休や育休(やその後の時短勤務など)で業務に支障が出る場合があるのも確かで(実際問題、今私の先輩が産休に入ったら、うちの部署の業務の多くが滞ってしまうだろう)、そうした状況をいかに改善するかが重要であると感じた。そのための具体的な取り組みも紹介されていたし、今後はそのような工夫の案が数多く出てくればいいなと思う。そうやって、休む側も周りも気持ち良く働ける環境を整えていければいい。

  今週もあと1日…と言いたいところだが、今週は土曜日も仕事なので、もうふた踏ん張りである。


10月2日(水)

2013年10月04日 00時55分19秒 | 2013年

  7時起床。昨日同様、朝から雨が降っている。それで気温が下がればまだ良いが、蒸し暑さは健在なので気が滅入る。

  今日は1日中オフィスで事務処理。新人さんの教育に重点を置いて1日を過ごす。人に何かを教えるというのは大変なことで、何を教えるか、どう教えるかをある程度事前に計画しておかないと、一貫性のない教え方になって混乱させてしまう。そうでなくても新人さんは緊張してテンパっている状態なので、出来るだけそれを緩和して、落ち着いた状態で教育を受けられる状態にしたいものだ。

  昼食は、「ダルジェントクローチェ(d’argento croce)」のスープランチ。豚肉のローストとキノコスープ。スープは相変わらずの美味しさだし、豚肉の柔らかさが絶妙だった。

  先ほど新人教育が大変だと書いたが、一方で面白さもある。真っ新な状態で入ってくるので、こちらとしては当たり前と思って無意識に取り組んでいるようなことでも、その内容や意図、仕事全体における位置づけなどに興味を持ち、質問してくる。それが、私にとっては自分の業務を振り返る、非常に良い機会になるのだ。新人教育をすることで、逆に新人から教わることも多いのではないだろうか。そうした彼らの疑問ときちんと向き合うことが、当面の私の最優先事項であろうと思う。

  21時過ぎに帰宅。夕食は、知床で買ってきたご当地ラーメンに、牛挽肉、ピーマン、人参、キャベツ、ナスを炒めた具を入れて食べる。適当に作ったのだが、これがなかなか良い味のバランスになって美味しかった。これをラーメン屋で出したら、結構人気が出るのではないかと思うほどの味である。