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12月29日(水)

2010年12月29日 22時57分42秒 | 2010年

  7時起床。今日は、サッカー天皇杯準決勝、清水エスパルスvs.ガンバ大阪の試合(@静岡エコパスタジアム)を観に行く。今年のサッカーの見納めである。8時過ぎに家を出て、東京駅08:56発のこだま641号に乗る。年末ということで、隣ののぞみ号の自由席には長蛇の列ができていたが、こだま号はガラガラだった。また、今日の会場はいつものアウトソーシングスタジアム日本平(清水)ではなく、ジュビロ磐田の本拠地であるエコパスタジアムであるため、新幹線は掛川まで乗るのだが、いつもの静岡へ行く感覚だったので、切符の値段の違いに驚いた。片道で1500円も違うのね…。


東京駅出発直前のこだま号車内

  エコパスタジアムには、掛川駅の1つ先の愛野駅から徒歩15分で、11時過ぎに到着。かなり早く着いたので、とても良い席を確保することが出来た。応援席も、今日はめちゃくちゃ気合いが入っている。朝食兼昼食は、売店のたこ焼き&フランクフルト。


エコパスタジアム


エスパルス側入場口には長蛇の列ができている。


今日は、応援席の気合いもいつもとは一味違うものだった。


昼食は、完全なジャンクフード。

  13時キックオフ。今日は、序盤から選手も1つ1つのプレーに気持ちが入っている。そして、その成果がさっそく19分に出る。藤本選手のクロスにヨンセン選手が頭で合わせ、エスパルスが先制。決勝進出に向けた大きな1歩となる得点であると同時に、今シーズン限りの退団が決まっているヨンセン選手のゴールということもあって、思わず涙がこぼれた。続いて、その余韻も冷めぬまま29分。今度はゴール前からのこぼれ球を兵働選手が豪快に蹴りこみ、2-0。彼の渾身のガッツポーズに、再び目頭が熱くなる。後半に入り、16分。またもや藤本選手のクロスにヨンセン選手が合わせ、ダメ押しの3点目。今日は、藤本・ヨンセン選手ともにキレキレだった。


今日は、90分間通して本当に素晴らしいサッカーを見せてくれた。

  試合は、そのまま3-0で終了。決勝進出を、しかも今月頭のリーグ最終戦で完敗したガンバ大阪を破って決めることができ、勝ちロコが最高に気持ち良かった。得点に絡んだ選手はもちろん、今日は選手全員が気迫に溢れ、チームとしてひとつになっていた。今年の最後(私にとっては今シーズンの最後)に「これぞ清水エスパルス」という素晴らしいサッカーを見せてくれた彼らに、心から感謝したい。4回戦以降全ての試合を観戦してきたというのに、残念ながら決勝戦は観に行くことが出来ないが、今日のような素晴らしいサッカーをして優勝してくれることを、心から願っている。もちろん、私も気持ちだけは国立に置いておくつもりだ。


歓喜の勝ちロコ


藤本選手のヒーローインタビュー。全得点に絡む大活躍。


決勝戦、最高の舞台で、最高の結果を出して欲しい。

  帰りは、スタジアムから掛川駅まで(約6キロ)歩いてみようと思ったのだが、坂道の連続とあまりの寒さに途中で心が折れ、結局タクシーに乗ってしまった。16:02発のこだま662号に乗り、東京へ。車内では、完全に爆睡。


こんな道を歩かされれば、そりゃあ心も折れます。

  19時前に帰宅。夕食(キムチ鍋)をとってから、さっそく元旦の決勝戦の録画予約。その後、旅行の準備をしてから、ゆっくりと過ごす。

  さて、明日から年明け2日にかけて大阪の母の実家へ帰省するので、今年の更新は今日で最後である。そこで、本来大晦日に書くべき今年の総括(というほどのものではないが)を、ここで少し書いておこうと思う。今年1年間を振り返ってみると、本当に様々なことがあった。今では当たり前のように働いているが、就職したのは4月。当初は、自分に仕事など出来るのだろうかと不安だったことをよく覚えている。しかし、素晴らしい上司や先輩に恵まれ、目の前の仕事にコツコツと取り組んでいるうちに、いつしかそんな不安は消え去った。もちろん、まだまだ勉強不足だが、少しずつ仕事の面白さも感じられるようになっている。しかし、同時に慣れから来る手抜きも見られるようになってきた。それだけ余裕が出てきたということでもあるが、再度気合いを入れなおさなければならない。また、就職以前の経験や当時の気持ちと、そこから今普通に仕事が出来ることのありがたみも忘れずにいたい。

  プライベートに関しては、当然ながら楽しいこともあったし、苦しいこともあった。1人で過ごす時間が増え、その楽しさと同時に寂しさも味わった1年だったように思う。しかし、だからこそ家族や友人のありがたみを再認識することが出来たともいえる。また、収入の増加に伴って金遣いが若干荒くなったり(元々がケチなのでそれでちょうど良いという噂もあるのだが)、エンゲル係数及び体重が増加したことは反省材料である。そして、現在取り組んでいる資格試験の勉強については、このままきちんと続けていきたい。

  今年も、本当にたくさんの方々にお世話になった。本来であれば1人1人に対して感謝の気持ちを述べたいところだが、ありがたいことにそれだと大変な量になってしまうので、割愛させて頂く。今年1年、本当にありがとうございました。来年もまた、どうぞよろしくお願い致します。


よいお年を。