社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

2月4日(木)

2010年02月05日 01時38分33秒 | 2010年

  9時起床。今日は京王電鉄の最終面接である。朝食後、軽く数的処理の問題演習をしてから、昼過ぎに家を出る。最終面接は個人面接で、時間は15分。始めに簡単な自己紹介と志望動機を述べてから、面接官の質問に移る。質問の内容は、15分間ひたすら「なぜこの学歴で現場の鉄道員になりたいのか」というものだった。要するに、学歴的には総合職に適性があるし、公務員試験にも受かる力があるのだから、そのほうが力が発揮できるのではないか、ということである。最初から最後まで、聞かれるのはそれだけ。私はあの手この手を使って現場の鉄道員になりたい理由を説明したのだが、結局最後まで納得してもらうことは出来なかった。仕舞いには、「あなたがこの仕事を一生飽きずに続けるとは思えない」とまで言われてしまい、万事休す。ここまで完敗した面接も初めてである。というよりも、そもそも面接が有意義な会話として成立していなかった。しかし、ここまでひどい結果だと逆にすっきりする。ただ、もちろんやるだけのことはやったので後悔はないが、やはり電車の車掌になるのは夢だったので、悔しいものは悔しい。しかし、だからといって公務員試験をパスして再チャレンジするほどの勇気もないわけで、その程度の情熱だといわれてしまえばそれまでである。

  夜、友人と電話で長話をする。今日の面接のことを話すと、笑い飛ばしてくれるかと思いきや一緒になって凹んでくれて、「思っていた以上に応援してくれてたんだなー」と実感した。それは本当にありがたい。しかし、自分では元気に話していたつもりだし、実際それほど落ち込んでいるつもりもないのだが、声がいつものトーンとかなり違っていたらしく、随分と心配を掛けてしまった。これ以上心配を掛けないためにも、過ぎたことは過ぎたこととして、次に向けて頑張ろうと思う。