天佑堂鍼灸院日記

楽しい体のプロデュース
刺すハリ治療から刺さないハリ治療へ

あべこべ体操VSフェルデンクライス

2013年02月08日 12時57分00秒 | 最近思う
あべこべ体操の考案者の北洞誠一さんはもともとフェルデンクライスメソッドの指導者として活動してこられたわけですが、その原理の一部をとりあげてあべこべ体操をつくったわけです。フェルデンクライスメソッドは決まったプログラムがないのでなかなか一般に普及しにくい感じがあるのですが北洞さんがあべこべ体操をつくっったので一般に普及する道が開けたともいえます。ただ体形としてシステムなりカリキュラムなりがない以上フェルデンクライスそのものの発展というものはちょっと難しいのかなとも思います。私もフェルデンクライスのレッスンは受けましてこれは麻痺などのある患者さんに良いなと実感し実際患者さんにも受けてもらい確かな効果をえられたので是非フェルデンクライスそのものも一般に認知されてよいなと思いますが、本格的なものというのはなかなか一般に普及するのは難しいというのが実感です。
平安時代の仏教は密教が主体でしたがそれだとなかなか一般人には覚えられない、
鎌倉時代になると、禅とか日蓮宗とか浄土真宗とかよりシンプルな方向に仏教は変化してゆきましたが、フェルデンクライスメソッドもそのままでは普及しがたく、北洞さんがやったようにより簡素でだれでもできる形に変化してゆく必要性があるのでしょう。

天佑堂鍼灸院
伊藤 慶太

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1 コメント

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ブログ (管理人)
2013-02-08 13:13:39
ちなみに北洞さんのブログはこちら
http://ameblo.jp/horakita-abekobe/
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