天佑堂鍼灸院日記

楽しい体のプロデュース
刺すハリ治療から刺さないハリ治療へ

村上和雄先生の講演1

2007年04月11日 12時58分28秒 | 近況
昨日はDNA解読の世界的権威である村上和雄先生の話しをメキキの会の夕食会で聞きました。
この夕食会は神田の学士会館で行われました。
丸テーブルに座り、講演の前におなじテーブルの方々と食事をしながら自己紹介をしたのですが、
私のとなりに座ったSさんの話しがこれまた凄かった。
おかげで一度で二度美味しい夕食会になりました。
Sさんは小学生のころイギリスにいたそうです。
小学一年くらいのころクラスメートと話しになりイギリスと日本が戦争になったらどっちに味方するときかれたそうです。日本人だから日本につくと答えたら険悪な雰囲気になり、嫌々ながらクラスの一人とナイフで決闘するはめになったそうです。
結局そのときナイフでふとももを刺され、それいらいグレてしまって世の中戦いだという世界観になり喧嘩や武道の修行にあけくれたそうです。
29歳でようやくまともに仕事をしようと思ったのですがそんな生活をしていたし、人相も悪かったのでどこも雇ってくれなかったそうです。
しかたなく自分で仕事を始めたそうですが、そんな生活をしていたので何をやっていいかもわからず、何をやってもうまくいかずだったそうです。
そこで武道もいい先生につくと短期間で上達することから、世の中で勝ための師匠を探そうと思ったそうです。そこで選んだのが鉄の女といわれていたマーガレット・サッチャーだったそうです。
そこで回りから馬鹿にされながらもサッチャーに会いたいと言い続けていたら、ある人に「紹介はできないけどサッチャーの来る部屋にはつれていってあげよう。」といわれたそうです。
経団連の催しかなにかだったようです。
そこで念願かなってサッチャーに会い質問したそうです。
「どうすれば勝てるようになれますか?」

サッチャーの答えは
「涙を流せない人間はダメだ」
ということだったそうです
それは勝つためには人をどうすればを幸福にするか考え、実行していかなくてはいけない、それには涙を流せる人間でないといけないということだったそうです。
Sさんはどうすれば人を蹴落として自分が勝てるか聞こうと思っていたので、
鉄の女といわれていた彼女からそのことを聞いて人生観変わるくらいショックを
受けたそうです。
それからSさんは稲盛和夫さんの経営塾に入り、どうすれば他人のためになるかを考えるようになってから仕事がうまくいきはじめたとおっしゃっていました。
本命の講演の前にいい話が聞けました。

つづく